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300文字小説

昼下がり

作者: 林 秀明

日曜日の昼下がり私は昼食の買い出しにスーパーへ向かった。

太陽が真上から私を見下ろし、雲のない日本晴。

幼少期はよく外で遊んだものだと心笑みを浮かべる。


通りすがりの公園で子供達が遊んでいた。

皆小学校に通っている年代くらいだろうか。

ボール遊びをしたり、追いかけっこをしたり…

砂場の近くで輪になって地面を見つめているグループもいた。


私は嬉しくなった。アリの行列を見ているのだろう…

よく砂場の近くでアリの通る道をつくったり、水路を開設したりしたものだ。

心嬉しくなり私は駆け寄り、子供達の輪を上からのぞいてみた。

そこにはDSでネットワーク対戦を楽しむ子供達がいた。

私の嬉しさは情報社会の闇へと消えていった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] すごいです
2016/11/20 16:48 退会済み
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