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夏の雪  作者: sakura
~高校生活~
7/28

07.帰り道~君との思い出~

今、私と直輝はいつもの帰り道を歩いている。

夕焼けが空を綺麗にオレンジ色に染めていた。

あの後、体育館に戻ったら、バスケ部の顧問から


「入部するなら、今日は帰れ」


と言われ、直輝はそこで入部が決定した。

ちなみに、隼くんと奏多くんも私たちがいない間に、

入部したらしい。で、今日から部の練習に参加していた。

中学の時もバスケ部だったこの3人。


これで、高校でも続けることになった。

莉沙と心は「先に帰るね~」という置き手紙があった。

という事で、今は、私と直輝の二人きり。

さっきの事もあって、私は直輝の顔が見れずにいた。

そして、長く続く沈黙。

だが、直輝が


「懐かしいな」


と、静かに呟いた。


『何が?』


「いや、今日みたいな夕日の一年前もお前と見たなぁーと思って」


『あぁ!思い出した!!

「高校が一緒だ!」とか言って、

テンション上がって、二人で町に出たんだっけ?』


「そうそう。なんか、結構、遊んだよな?あん時。」


『だね。でも、すっごい楽しかったね?』


「あぁ」


直輝、また二人で遊びに行こ?

そんな事を思った帰り道だった。


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