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感想に短いとご指摘があり、ゴーレム戦を終わらして再投稿しました。
前回のあらすじ・・・装備を作ろうと材料である皮や鉱石を取りに来た俺とマナは、帰えり際目の前に現れたのは、初めて遭遇するモンスター〈ゴーレム〉と交戦することにした。
が、さすがに遭遇なので距離をとりながら後退して、意見交換をしていた。
「どうするマナ、ゴーレムは初めての遭遇だぞ。レベルもさほど高くないしスピードも遅いが、攻撃力は今まで遭遇したどのモンスターよりもありそうだぞ。俺たち二人で倒せると思うか?」
「正直申しますと、厳しいですね。しかし、勝てない敵ではありません。主そう言えば先の戦闘では技を使いになりませんでしたが、主は技を使用しない主義なのですか?」
「アーツっていうのは何だ」
「技というのは、攻撃系のスキルを持っていてレベルを上げてゆくとできるようになるそうですよ。技の使用にはMPを消費しますが、通常攻撃よりも攻撃力があるので熟練者になれば通常攻撃に織り交ぜて使用するそうですよ」
「そうだったのか、知らなかった。技の発動の仕方はどうやるんだ?」
「技名を口に出せばいいんですよ。技名はステータス欄で確認できるそうですよ。某が、見本を見せるついでに時間を稼ぎますので主は技名の確認をお願いします」
そう言い終えると、マナはゴーレムに向かっていき剣を上に構え「ストライク」と言いった。するとゴーレムの名前の下にあるHPゲージが一気に4分の1にまでになった。それを確認した俺は、急いでステータスを開き技名を確認した。現在棒術スキルで使えるのは〈三連突き〉〈五連突き〉〈一点集中〉〈インパクト〉〈ストインパクト〉の5つ。投擲スキルで使えるのは〈豪速〉〈二連投〉2つ。
「OKだ。マナ確認した。俺も参戦する」
マナにそう言った俺は落ちている石を拾い〈豪速〉を使い物凄い石を投げたがあまり効果がなようだった。マナのHPも4分の1を切っている。
「マナ一気に決めるぞ、これからゴーレムの体勢を崩すその後すぐに一緒に大技をたたきこむぞ」
「了解、主」
地面に垂直になるように棒を持ち、〈インパクト〉を使い棒で地面をたたき周囲を揺らしゴーレムの体勢を崩す。
「マナ今だ。〈ストインパクト〉」
「了解、主。〈兜割〉」
二人の技をくらって、ゴーレムは光になって消えた。
「どうにかなったな。マナ今回は本当にありがとう。ほらこれ、本当に最後のポーションだ。しかし、技なんてよく知っていたな。」
「ポーションありがたく。某は、自分の事や戦闘の基本などはある程度知識として持っています」
「技は基本なのか。なんで、あの三人は教えてくれなかったんだろう?まあいいか。もう町に帰ろう」
そういい再び歩きだし、今度は何事もなく町に着くことができた。ゴーレムの戦闘で俺もマナもレベル19上がり、後1つで二次職・進化可能な20になろうとしていた。すぐに装備を作ろうと思ったが、もうそろそろ夜になるのでリアルでの夕飯の準備をしなければならないので、簡単な食事をマナに作り、収納鞄の中身の確認もそこそこに
「マナ、リアルでいろいろ情報調べて、また夜にログインするからその時にこれからの事を話すよ」
そう言い、ログアウトした。
技解説
〈ストライク〉・・・上段全力振りおろし
〈三連突き〉・・・上中下の連続の突き
〈五連突き〉・・・上中下左右の連続突き
〈一点集中〉・・・五回の突きを一点に集中して貫通性の特化
〈インパクト〉・・・地面を突き周囲を揺らす
〈ストインパクト〉・・・敵を突いて衝撃波を体に流す
〈豪速〉投げたものが普通に投げるより格段に速くなる
〈二連投〉・・・両手に別々のものを持って投げれる
〈兜割〉・・・敵の頭に剣を全力で振りおろす
今回書き直した理由はもう一つありそれは、ゴーレム戦をもっとしっかり戦闘描写がかけると思ったんですがやっぱりうまくいかず短くなってしまったせいです。今後はこのようなことがないよう頑張っていきます。感想にご指摘もありましたが、戦闘描写は頑張っているつもりなのです無理のようです。本当に残念ですが、これ以上余り進歩しないものとしてお考えください。