表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

1


 やってしまった。 駄文ですがよろしくお願いします


「兄さんも一緒にPWOやりませんか?」


夏休みに入ったばかりに、俺は洗い物をしていると弟からそう言われた。


俺の名前は三木彼方(みき かなた)。今年県内の高校に入学した高校一年生だ。弟は三木正人(みき まさと)二つ年の離れた中学二年生だ。両親は海外を飛び回りバリバリに仕事をしている。かえてくるのは半年に一・二回だ。大学生になる姉もいるが、他県にある大学のため一人家を出ている。話は戻る。


「それはなんだ?」


「え!!ゲームですよゲーム。ゴールデンウィークに僕がやっていたでしょう。今注目のVRMMOですよ【Parallel World Online】通称PWO」


 VRゲームは3年前に発売され、発売当初は値段が高額で機種も大きく重度のゲーマーぐらいしか買わなかった。しかし最近では、値段もTVゲームの本体ぐらいになり、機種もバイクのヘルメット程の大きさになった。


「確かに、ゴールデンウィークなのに部屋にこもっていたな。ゲームしてたのか」


「抽選で当たってβテストをしていたんですよ。そのPWOがもうすぐ正式版が発売されるんですよ。それで、一緒にやりましょうよ」


「やってもいいが家事もあるし、ソロでやっていくだろうからそれでもいいなら・・・ってそもそも、注目があるんならそのソフト手に入るのか?」


「無問題。僕の分はβテスター配布があるし、兄さんの分はちゃんと予約しといたから」


「もともとやらすつもりだったのか」


「もちろん!兄さんはなんだかんだ言ってやると思ったんだ。姉さんと西さんもβテストにいたから会えると思うよ」


「そうか、姉さんもゴールデンウィーク帰ってこなかったし。西も遊べなかったな、そう言えば。」


西とは、西光輝(にし こうき)小学校からの幼馴染だ。


「姉さんにも、兄さんをやらすようにいわれてたんだ」


そんなことを言って正人は自分の部屋にもどっていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ