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ヘンリー・スミス視点2

どうやら、少年を捕まえるために雇った暴漢が少年に倒されたようだ。

これは、とっても面白い少年だね。

前の話と矛盾しているところがあると思ったそこの君、鋭いね。

僕の助手にしてあげよう。


なんで、僕が少年に暴漢を放ったのか簡単だよ。

少年がどんな行動をとるか興味があったからだよ。

暴漢に捕まったら、手元に置いて少年の秘密を少しずつ聞き出していく。

そして、今回のように暴漢をなんからの方法で倒した場合は、ゆっくりと逃げ場を塞いていく。


逃げ場を塞いだら、少年の自由の翼をもいでいく。

僕の手元から離れないように。


ゆっくりと。

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