美少女と赤点
「やばい緊張してきた」
康太が顔を真っ青にしている。
今日は答案返却の日だ、今までにいくつか答案はすでに返却されており残るは一つのみ。
「俺これで赤点だったら立ち直れる気がしないよ」
なんと康太は今までの教科全て赤点を回避していたのだ。
「じゃあ答案返却するから席につけー」
教科担当の先生が教室に入ってきた。
「やばい緊張する」
そういいながらおどろおどろしく歩いて自分の席へと戻っていった。
「じゃあ答案を返却するぞ。」
夏樹は比較的出席番号が早いのですぐ返されそれなりの点数を取れていた。
康太の番になり受け取っていたが、無反応であった為よく分からなかった。
答案返却が終わりその日の放課後夏樹の家で康太による結果発表が行われた。
「最後の1教科以外は全て赤点回避してたんだよな?」
「その通り!」
元気よく康太が返事をした。
「因みにだけど、俺もまだ点数見てないんだよね〜」
なるほど、だから無反応だったのか。
「小金谷さん勉強頑張ってましたもんいけますよ!」
「じゃあ見ますか!」
鞄から答案用紙がバッとテーブルに出された。
赤点は35点。
テーブルに出された答案用紙に書かれていた点数は…
「57点!」
見事に赤点を回避していた。
「やったー!!!」
康太が喜んでいる。
「おお、良かったな!」
「みんなのおかげだよ!」
「康太君が頑張ったからだよ」
「これでみんなと遊びに行けるよね!?」
そうだこれで赤点を全教科回避したから皆で康太の行きたい所に遊びに行くのだ。
「まあ俺としてはテストの結果云々じゃなく普通に遊びに行きたいが」
「それもそうだけど!今回は俺の行きたいところに行くんだよ!」
そういう事か
「小金谷さんの行きたいところってどこなんですか?」
真白が康太に聞いた。
「俺の行きたいところ?それはね、遊園地!」
随分と康太らしいところだった。
「遊園地ですか?」
「そうそう遊園地!チケットを親から貰ったんだよね〜友達と行ってきたらって!」
それはいいな
「遊園地いいですね、私言ったことないんですよ」
真白が言った。
「まじで!?じゃあ楽しみにしてて!」
「はい、楽しみにしてます!」
真白が嬉しそうに笑っていた。
読んでいただきありがとうございます!
新しい女の子登場して欲しい…




