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美少女とご褒美

ホームルーム前、今日はやけに康太の顔が暗い。

それは何故か、何を隠そう今日はテスト本番だからである!

「夏樹、俺急に体調悪くなったかも帰っていいかな?」

何言ってるんだ

「駄目に決まってるそれに昨日まで元気ピンピンだったじゃないか」

「ちぇ駄目かー」

「康太君心配しなくて大丈夫だよ僕らと一緒に勉強したじゃない」

それもそうだ、それに最終日辺りで康太はかなり解けていた。

「自信持てって」

「わかった、俺頑張るよ!」

「小テストでもいつもみたいに赤点取ってなかっただろ?」

いつもクラスでワースト1位を争っている康太がいきなり点数が伸び初め先生がカンニングを疑ったくらいだ。

「じゃ行ってくるよ」

そう言って康太は自分の席へと戻った。


テストは数日に分けて行われていて初日が終わった。

「夏樹、悠聞いてくれ俺完璧かもしれない!」

晴れ晴れとした顔で康太がこっちにルンルンで歩いてくる。

「完璧ってどういうことだ?」

「なんとですね、空欄がないんですよ!」

こんな事初めてー!と康太が騒いでいる。

「それは良かったね」

「で、合っている自信はあるのか?」

肝心なのはここだ、例え答案を埋められても合っていなければ意味がない。

「あー」

なるほど

「取り敢えず今日は帰るぞ、明日の勉強もあるしな」

「そうだね、帰ろっか」


そうして俺は帰宅した。

「ただいま」

「おかえりなさいー!」

真白が出迎えてくれた、いつもながらありがたい。

それから夏樹は自室に戻り着替えてきた。

「夏樹くん今日のテストはどうでした?」

一足先に着替えてリビングのソファでゆっくりしていた真白が聞いてきた。

「今日のテストか、まあそれなりに自信はある。」

「そういう真白はどうなんだ?」

「私ですか?いつも通りでしたね」

いつも通りか、入学して初めのテストでいきなり全教科満点をとりそれ以降全てのテストでほぼ満点を維持。

正直化け物すぎる。

「そういえば茂上さんにはご褒美があるのに夏樹くんには何もないんですか?」

真白が不思議そうに聞いてきた。

「ご褒美?いらないと思うが...」

そもそもご褒美がなきゃ努力できないのはどうかと思う。

「そんな、かわいそうですよ!」

ええそんなことないのに。

「そんなかわいそうな夏樹くんには私がご褒美をあげます。」

「ご褒美?」

「私と一日一緒にお出かけ券です。」

「お出かけならいつもしてるだろ?」

いつも一緒に買い物に行ってるではないか。

「そういうことではなくて、あの、デート...?」

なぜに疑問形

「やっぱり今のなしで!忘れてくださいお願いします!」

やけに恥ずかしがってどうしたのだろうか。

「いやいや!真白と一緒にデート?できるんだろ俺頑張るよ」

パッと真白が顔をあげた

「本当ですか?じゃあ学年1桁取ってください!」

「まあいつも通りだな」

基本テストは真白がいつも学年1位で俺は5、6番目にいる。

ふと何か視線を感じると思ったら真白がじっと見つめてきていた。

「ん?どうかしたか」

「別になんでもないですよ?」

これは何を考えているんだ、一向にわからん。

それでも真白はずっと見つめてくる。

「え、真白もご褒美が欲しいのか?」

そう言った途端真白がパッと明るくなった気がした。

「本当ですか!?何があるんですか?」

ご褒美、何がいいのだろうか。

しっかり決める為に一回保留にしておこう。

「それはまたのお楽しみだ」

「わかりました、じゃあ楽しみにしてますね!」

真白がにっこりと笑って自室に戻って行った。


ご褒美何にしようかなー

夏樹はそんなことを考えていた。

最近はテストばっかりでおうちパートかけてないので夏休み期間はおうちパート増々で行きますムン(๑•̀ㅂ•́)و✧

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