美少女との家
「おじゃましまーす!」
家の鍵を開けたら康太が勢いよく中に入っていき
「お邪魔します。」
続いて悠も入っていった。
「いらっしゃい、荷物は適当に置いておいていいぞ。」
俺は必要なもの以外自室へ置いてきた。
「お二人は何か飲みますか?今あるのはリンゴジュースか麦茶ですね。夏樹くんはいつも通りコーヒーにしますね」
真白はもう支度を終えたらしい。
「俺はリンゴジュース!」
「僕は麦茶でお願いしてもいいかな」
「わかりました。」
こう色々としてもらっていて申し訳ないな…
「それにしても夏樹ってコーヒー飲めるんだね、俺は苦くて無理!」
「昔から勉強する時に飲んでいたからな。」
康太がへ〜という顔をしている。
「そうなんですよ、最近は12時回っても夏樹くんは勉強しているんです。身体に障らないか心配です。」
4人分の飲み物を持って真白がキッチンから出てきた。
「テスト前だからな、一応勉強はしないと」
それに真白だって俺と一緒に勉強してるので人のこと言えないはずなのだ。
「2人とも偉いなー!」
え、2人?
「なんで2人なんだ?」
「あってっきり2人で勉強してるのかと思っちゃったよ、2人とも同じ参考書使ってるし進度がほぼ同じだったから」
ほらという感じでテーブルにおいてある真白の参考書と俺が手に持っていた参考書を指差す。
「その通りなんだがよく分かったな。」
正直物凄いびっくりした。
「康太君はよく周りを見るタイプだからね。」
確かにそれはそうかもしれない。
「小金谷さんって実は頭いいんじゃないですか?」
「まあうちの高校に入っているからな」
俺達が通っている高校は県内で御三家と言われている学校だ。
「でも授業中にずっと寝てるのによく入れたね」
「受験の時は頑張ったから!」
「じゃあテスト勉強も頑張ってくれ」
「え〜それはやだよ〜受験の時は合格したらお母さん達がお出かけに連れて行ってくれるって言ったから頑張れたんだよ」
報酬が無いと動かないのかこの人は
「じゃあこうしましょう」
真白がぴこんと人差し指を立ている。
「もし、小金谷さんがテストで全教科赤点回避したら夏休みに皆さんで遊びに行きましょう!」
確かにテストが終わったらすぐ夏休だ。
「ほんと!?やるやる!」
チョロい…嘘でしょ……
「そうと決まれば取りかかるよ」
悠も乗り気だ。
まぁ理由は何であれやる気を出してくれたのは良いことだ。
「俺もやるか」
そう言って勉強に向かった。
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