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美少女と衝撃

夏樹は学校でソワソワしていた。

それはいつ真白が悠と康太に秘密をバラしてしまうか心配していたからだ。

それに何故か真白が目が合う度にニコニコと笑いかけてくる。

しかし夏樹は我関せずを決め込み目を逸らしていたが、真白が少し悲しそうな顔をしていたのは流石に心が傷んだ。


「なんか今日夏樹変じゃない?」

放課後の教室でいつもの三人で駄弁っていたら康太がそういえばという感じで言ってきた。

「変?」

変とはなんだろう。

「変だよ、やけに落ち着きがなかったし授業中だってあまり集中できてなかったでしょ」

「それは僕も感じてたね。何か別のことに意識が持っていかれてたでしょ」

悠もわかっていたらしい。

「うん、確かにその通りなんだが…」

今日一日何もなかったんだよな。

そんな事を考えていた矢先。

「夏樹くん!」

この声は!

「あれ!結上さんだ!」

まずい、非常にまずい。

「あれ、結上どうしたんだ」

俺は今かなり引きつっている笑顔をしていると思う。

「結上さんこんにちは」

悠が真白に話しかけた。

「こんにちは、茂上さん」

「結上さんさっき夏樹君のこと下の名前で呼んでたけどやっぱり仲いいんだね。」

「はい、夏樹くんとは仲良くさせてもらってます。」

ニコニコと2人は話している。

「ねえねえ夏樹なんで結上さんがここにいるの?」

康太が質問してきた。

「実は昨日結上が康太と悠に話したいことがあるって言ってたんだ。」

「へー話したいことってなんだろう」

「さぁ向こうから言ってくれるんじゃないか?」

そんなことを言っていたら悠と真白の会話が終わったらしく真白が

「夏樹くんは意気地無しなので私がお二人に話そうと思います。」

と俺に向かって言ってきた。

「結上さんが僕達に話したいこと?」

悠が不思議そうに首を傾げてた。

「うん、何かあるらしいよ」

「えっとですね、私と夏樹くんが仲良くしているのは知っていると思うんですが、ただ仲良い訳じゃないんですよ。」

真白が何故か含みのある言い方をしている。

「もしかして付き合ってるとか!?」

康太は何を言ってるんだ。

「そんなわけ無いだろ」

「流石に夏樹が結上さんと付き合うことなんてないか」

やかましいわ、真白が少し笑いながら続けた。

「付き合ってるわけではないんですが、一緒に暮らしていますね。」

「なーんだ一緒に暮らしているってそんなことか」

康太がなにもないように流そうとしたら

「いやいやいやいや!康太君何言ってるの夏樹君と結上さんが一緒に暮らしてるんだよそんなことで流していい内容じゃないよ!?」

珍しく悠が感情的だ。

「うーん確かに今考えたら驚きかも?」

何故に疑問形…

「夏樹これ本当?」

康太が俺に振ってきた。

「あぁ本当だ、理由あって一緒に暮らしている。」

嘘を付く理由もない。

「決してやましいことなんかはしてないからな?」

邪な考えを持たれては困るから事前に言っておこう。

「なるほどだから今日一日夏樹はソワソワしてたのか!」

康太は何か合点がいったようだ。

「うん、一緒に暮らしていることを結上さんが僕達に言うからソワソワしてたらしいね。」

2人でうんうんと頷いていた。


そんなこんなで今日も1日終わった。

読んでいただきありがとうございます!

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