美少女との秘密
次の日の放課後、学校で夏樹は悠と康太に勉強会についての話をしていた。
「なぁふたりとも」
「どうしたんだ夏樹」
康太が真っ先に反応した。
「うん?」悠もこちらを向いた。
「勉強会についてなんだけどさ、もう一人一緒に参加したいって言ってる人がいるんだけど良いかな?」
まずはここから話したほうが良いだろう。
「ほんと!?誰々?」
「えっと真白だ。」
「ましろ…?真白って誰だ?」
「えっ誰って結上真白だよ」
「結上さんの下の名前真白って言うの!?」
康太は知らなかったのか!?
「悠は知ってたよな?」
「うん、一応クラスメイト全員の名前は把握してるからね。」
悠は流石だな、俺もクラス全員は覚えてないからな。
「それよりもさ、なんで夏樹君は結上さんの事を下の名前で読んでるの?」
あっしまったつい名前で読んでしまった。
「確かにそうじゃん!夏樹もしかして結上さんと仲いいの?」
良かった…そう来たか
「康太君何言ってるの学校で結上さんと夏樹君が話してるところ見たことある?」
「うーん無いなー」
康太が首を傾げてる。
「いやでも勉強会に参加する人って結上さん何でしょ?」
悠がそういえばという感じで言った。
「あぁそうだ。昨日結上が参加したいと言ってたんだ。」
「あっ呼び方変えた!」
げっ康太が一々反応してくる。
「参加するのは別にいいんだけど夏樹君と結上さんはどういう関係なの?」
「俺も気になる!」
康太と悠が興味津々で聞いてきた。
「どういう関係って、ただの友達だよ。」
「でも学校で夏樹が結上さんと話してるところとか見たことないよ?」
「僕も無いね。」
うーん、今言うべきなのか…
「まあ勉強会の時にわかるよ。」
ここは一先ず濁しておこう。
「あっ逃げた!」
「逃げたね」
「とにかく!今日はもう遅いから帰るぞ」
「「はいはーい」」
全くいざ言うとなると緊張して言えないな…
そんな事を考えながら玄関で靴を脱ぐ。
「ただいま」
「おかえりなさい」
奥からパタパタとスリッパを鳴らしながら真白が出迎えてくれた。
「態々玄関まで出迎えてくれなくてもいいんだぞ。」
「私が好きでやってることなので気にしないで下さいね」
「そうかわかった。いつもありがとうな」
何だかこうしてると夫婦みたいだなとも思う。
真白本人に言ったら嫌がやれるかもしれないので言わないが…
夏樹は部屋で着替えリビングで真白と勉強をしていた。
「そういえば夏樹くん」
「なんだ?」
「ちゃんと私のことをお二人に言いましたか?」
そのことか。
「勿論言ったぞ、真白が勉強会に参加することを」
「勉強会に参加することを…?」
「あぁそうだ」
「つまり、一緒に暮らしてる事は言ってないんですね?」
バレた。
「いやその…えっとですね」
「はぁ…まあいいですよどうせ勉強会の時に分かることですし。」
「仰る通りです…」
「意気地無し」
真白が唇をツンとしてる。
正直可愛い。
「じゃあわかりました。もう明日私が2人に話に行きます!」
「嘘でしょ!?」
「本気ですよ?」
その日はやけに寝つきが悪い夏樹だった。
「明日か、2人だけの秘密にしたかったな…」
俺は何言ってるんだ、隣に真白だって寝てるのに…
「真白」
一応本当に寝てるのか確認をしておいた。
返事がないので寝てるらしい、聞かれなくて良かった。
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