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4つの桜

多分誤字があります!その辺はご了承ください

~通学路~

「卒業式から入学式まであっという間だったな」

「僕もう少し休みたかったよー」

友達がそんな話をしている。

「どうしたんだよ賢斗さっきから全然喋らないじゃん」

「ごめ、発表のこと考えてたわ」

「発表って代表あいさつの奴?」

「それそれ」

「そんなに考えなくても賢斗ならなんとかなるだろ」

「当たり前だろ」

「さっすが賢斗!」

そんな事を話しながら歩いていると学校についた。


〜入学式〜

「次は校長先生への言葉新入生代表、天野賢斗あまのけんとさん、お願いします」

内心緊張しながらも階段を歩いている

「桜が満開に咲き誇る日、空があざやかに映る季節となるなか、僕たちは今日、これからの中学校生活への希望や期待を胸に膨らませこの私立菖蒲中学校の門をくぐりました。〜〜〜〜〜〜〜以上持ちまして新入生代表あいさつとさせていただきます。」




〜1組〜

「めっちゃかっこよかったぞ〜」

「まぁ俺ぐらいになると代表挨拶なんて余裕なんだよ」

「さっすが賢斗」

とりあえずこいつらとクラスが一緒に慣れたのは当たりだ。

「は〜い、席ついて今からホームルームを始めます、私はこの1年1組を任された前田莉子まえだりこです。1年間よろしくね!では早速ですが出席番号順に自己紹介をして貰おうと思います、必ず喋るのは名前とこの学校でやりたいことをお願いします、じゃあ天音君から」

「(くそがトップバッター俺かよ、まぁ番号順って言われた時点で察してたけど)えっと、天音賢斗あまのけんとって言います、この学校でやりたいことはでっかい目標をやり遂げたいです。」

(これぐらいの事言っとけばあいつらが称えてくれるだろ、この先生もチョロそうだし当たりだな。)

「やっぱ代表の言う事は違うわねー、じゃあ次の人」






〜2組〜

「代表の人イケメンじゃなかった?」

「わかる〜めっちゃかっこよかった!」

「いや〜私はタイプじゃないかな〜」

「いっつもそうじゃん!も〜狩乃はどんなのがタイプなんだよ〜」

「わからないよ〜」

そんな話をしながら友達と笑っている。

「まじで皆と同じクラスになれてよかった!」

「狩乃のそういう素直なとこ好き〜」

「ありがと〜!」

(本当にそう思ってるかと言われたらノーコメントだけど)

そんな事を思っていると突然教室の扉が開いた。

「チャイム鳴りそうだから座って」

2組の担任?みたいな人が入ってきたと同時に皆座りだした。

「2組の担任になりました、佐原沢さはらたくです、よろしくお願いします、そして今から自己紹介をして貰おうと思います、はい、出席番号順に1番の人から」

「えっあっはい、えっと何を話せばいいですか…?」

「すまなかったな、名前とこの学校でやりたいことを言ってくれ」

「はい、えっと私は〜〜〜」

(いや、え、え?普通に怖かったす、てかさそういう事はもっと早く言えよ、ちょっとちょっと言うだけじゃん、ちょっとなんでそれができないんでしようか?可哀想じゃん、1番の人ちょっと恥かいてたし、そういう人間を増やすなよ、先生だろ、てかもうすぐ私の番じゃんどうしよどうしよ、いいやもうノリと勢いでいこう、よし行くぞうち)

「ありがとう、はい次の人」

「のが3つで野々狩乃(かの)です、学校でやりたいことは何か新しい冒険をしたいです、これからよろしくお願いします!」

(えええええ、やばいうちなんて言ったけ?のが3つで野々狩乃です、だっけ?クッソ恥ずかしいんだけど後なんだっけ新しい冒険がしたいだっけ?恥ずい〜誰だよ、ノリで行こうとか言ったやつ、お前のせいでこうなったんだぞ、あ〜恥ずうわ〜恥っず、)

「独特な、自己紹介ありがとう、はい次の人」






〜3組〜

(やばいやばいやばい、ここ私立で受験校じゃん、だから引っ越してきた自分でもみんな友達がいないから馴染めるかなって思っていたら全然そんな事ないやんなんでそんなに知り合いがいるの?誰か助けてくれ、このままだと消滅する、早く来てよ、担任の先生、早く早く)

そんな事を願っていると先生が来る前にチャイムがなった。

そしてチャイムが鳴った5分後に走って先生が教室に入ってきた。

「ごめん、ごめん、ちょっと時間を間違ってたわ、えっと名前か名前は川島武かわしまたけるだ、これからよろしくな、突然で申し訳ないが今から自己紹介をして貰おうと思う、言ってもらうのは名前とこの学校でやりたいことだ、じゃあ出席番号順でお願いします」

(僕別に最後だから何人かが言った奴をまとめた感じで言えばいいでしょ)

「渡辺?おーい渡辺」

「え?あ、ん?」

「お前の番だよ」

「え?あ、はい!渡辺壮馬わたなべそうまです、えっと、(後何いえばいいんだっけ)」

「学校でやりたいこと…(小声)」

僕は隣の人に本気で感謝し、それと同時にやりたいことが思いつかないことに焦ってきた。

(やばいな〜やりたいことってなんだよ)

そんな事を考えているとふと部活のプリントが目に入った。

(よし、もうこれでいいや)

「学校でやりたいことは新しい部活を作りたいです!よろしくお願いします」

「はい、よろしくね〜、じゃあ次の時間に学校の説明とかするからクラスからあんまり離れないでね、では休憩時間開始!」

そういうと、ドアを豪快に開けて出ていった。

中学校の名前は菖蒲を(アイリス)とそのまま呼んで私立菖蒲中学校です、わかりにくかったらすいません!名字のフリガナがなかったので野々で「のの」と読んみます

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