第二話 星と姫と学者
第二話発表……なんか照れる。
↑ (こういうのを自己満足という。)
宇宙がどれくらいの広さなのか、私にはわからない。きっと大人に聞いても「神様が全てを知っているのよ。」と言うことだろう。
宇宙という神秘的な空間には、無数の『星』が存在する。その中にはまだ住む事もできない未開拓の土地や運良く生命体が誕生し、既に先進しているところもある。ここの『月』は、穏やかで、豊かな星である。幸運な普通の星、と思うかもしれない。だが、田舎でもこの星を知らない生命体はいないだろう。
この星は、まるごと一つの邦である。その一番位の高い人物は、宇宙で最も位が高い『宇宙最高会談』に参加できる、参加しなければいけない、権利兼業務を持っている。比較的小規模な大きさのこの星は、かなり重要な星である、ということだ。
誰もが、『月』に住む『神月人』に憧れた。
第二話 星と姫と学者
「ねぇ、あの星、火星になるんでしょ?火星計画にお呼ばれするなんて、深刃はすごいわね。」
「別に、星の権力だろ。宇宙の連中は、すぐに媚びようとするからな。……あぁ、私も宇宙最高会談に行きたいなぁ。」
月の姫で、現在一番権力の高い神月人である哀耶………神呼月 哀耶命は、心優しく、かつしっかりしているので、会談には必ず参加している。
「深刃に硬い椅子に五年座る気力があるとは思えないけど。」
哀耶の側近兼学者の私、風瀬 深刃は、つい最近廃止されそうになっていた火星計画に待ったをかけ見事九十五年で計画を完成させた。月の学者を名乗る故に、宇宙をぐるぐる廻っているのだ。
二人とも生活が似ているとは言えないが、二人は仲良し、言葉にすると急に恥ずかしくなるが、…うん、仲良し。
比較的寿命の短い高貴な神月人は、神秘的で、幸せだった。
………ながっ!前置き的なの書きすぎた…。世界観を伝えるのって難しいですね。
漢字の上にカタカナ置くのカッコいい…!!火星計画はともかく、宇宙最高会談が時間をとりました。Goo○le先生、お世話になりました。
あと、時間の関係がややこしくなってしまいました。五年=私たちで言う1日くらい。九十五年=五年×三十で百五十年。ようは、一ヶ月以内に終わらせた感覚でしょう。
次のお話も、よろしくお願いいたします!