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称号は神を土下座させた男。  作者: 春志乃
第二部 本編
147/158

第二部 あとがき&お知らせ

※※ 注意 ※※


本日、最終話を更新しております!!


最新話から来た方は、ひとつ前の最終話を先にお読みください!!


ここは、あとがきです!!

























第二部完結によせて


おはこんばんは!


ここまで読んでくださって、ありがとうございます!!

第二部は全七十五話(幕間など含む)とうことで、第一部よりも大分長いお話になりました。

連載も年単位でお休みをもらってしまうこともあり、ここまでくるのに約6年ほどかかっております。

それにもかかわらず、最後までお付き合いくださり、本当に本当に心から感謝申し上げます。

ここまで続けていられるのは、応援してくださる皆様のおかげです。


この物語の全体的なテーマは「愛」なのはご存知かと思いますが、

第二部のテーマは「夫婦の愛」でした。


今回は真尋&雪乃夫妻を中心に様々な問題を抱えた夫婦(とくに領主とその乳兄弟)が出て来ました。

夫婦って家族の中で唯一血の繋がりがない他人から関係が始まっているものだと思います。

(もちろん、いとこ同士とか遠い親戚などはあるかもしれませんが)

だから、お互いに夫婦であるには、努力が必要で、それは会話であったり、行動であったりするのだと思います。

喧嘩とひとくちに言っても、ジークフリートとアマーリアのように、ジークフリートの意気地がないせいもあれば、ナルキーサスとレベリオのように、どうしようもない悲しい理由もあると思います。

 とくに後者は難しいですよね。お互いにとって、本当に本当に大事なものを喪ってしまって、時間にたいして非常におおらかなエルフ族をもってしても、過去にできないことなのです。

 辛い時、苦しい時、悲しい時、相手とどう向き合っていくかというのは、なかなかこれという答えは有りません。

 第一部で真尋が事件で娘をインサニアに奪われた夫婦にこう声をかけています。


「貴女の哀しみは、誰のものでもない。貴女だけのものだ。貴女とこの哀しみを分け合えるのは、隣にいる貴女の夫だけ」


 この言葉、我が子を失ったレベリオとナルキーサスにも当てはまるのかなと思います。

 悲しみや苦しみは、全て自分ひとりのものです。同じ形や色のものはないです。共通する家族を喪ったとしても似ているかもしれないけれど、同じではないんです。

 でも、共通する、その、似通った部分を分け合うことで、救われる部分だってきっとあるはずです。

 ただ、レベリオとナルキーサスは、それができなかっただけ。

 今回は、ナルキーサスが「手放す」ことで、二人はまたゼロの関係に戻りました。

 今後、この二組の夫婦たちはどうやって関係を修復していくのか、或いは、別々の道を歩むのかそれは、まだ私にも分かりません。

 相変わらず長い長いこの物語、気長にお付き合いいただければと思います。





☆今後の連載方法に関するお知らせ


単刀直入に申し上げますと、この連載を続けるに当たって……


サブタイトル考えるのしんどすぎる問題がございます。


そう、サブタイトルを考えるのがとにかく大変でして……っ!!!

誰だよ、最初に「~~~男」とかいうルール決めたの!!

そう、私だよ!!!!春志乃だよ!!!!!!


正直、話数を重ねるにつれて考えるのが難しくてですね……

なので、今後もながーく続けるために、サブタイトルつけるのをやめます。


そして、第一部とか第二部とかいうくくりもやめます!!


今後は、


「収穫祭編!!

第一話

第二話

第三話


というような形でやっていきたいと思います。

安心してください!!小分けにしたって、話は長いです!!


連載の再開はまたお待たせしてしまうかもしれませんが、

気長にお付き合いいただけますと、幸いです。


長々としたあとがき、お付き合いいただきありがとうございました。

私が作家として続けていられるのも、皆様の応援あってこそです。

この物語をとおして、何かひとかけらでも皆様の心に残ることができたら、それ以上に嬉しいことはありません。

これからも、称号は神を土下座させた男、を作者ともどもよろしくお願いいたします。




春志乃



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― 新着の感想 ―
[良い点] お久しぶりでございます。 第二部完結?おめでとうございます。そして、ありがとうございます。 ほんわかと胸があたたかくなる最後&そして続きが楽しみなラストでした。 真尋邸の住民が多すぎて大変…
[一言] 連載当初からずっと楽しみに追わせて頂いております。 感想を送るのが初めてのため至らない点ご了承くださいませ。 いつも楽しみに拝読し、また更新をお待ちしております。 再開される度に心を踊らせ、…
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