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Virtual Re:Link 〜レバニラ炒めを添えて〜  作者: 獬豸
第一章:デビューと葛藤のレバニラ
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第六話:レバニラの魔力

 コラボ配信が終わり、私と澪は事務所の控室に戻ってきた。


「橘ちゃん、めっちゃよかったよ!」


「そ、そうかな……?」


「うん! コメント欄もすごく盛り上がってたし、楽しかった!」


 澪の明るい笑顔に、私は少しだけ安心した。


 そのとき、彼女がコンビニ袋から何かを取り出した。


「じゃーん! レバニラ弁当!」


「えっ、また?」


「うん! さっきの配信で話してたら食べたくなっちゃって!」


 結局、私もつられてレバニラ弁当を食べることに。


「これで明日からも頑張れるね!」


 レバニラを頬張りながら、澪は笑う。


 こうして、私と澪の距離は少しずつ縮まっていった——。


 しかし、その翌日。


「おはよ……って、えっ!?」


 事務所に入った瞬間、目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだレバニラ弁当の山だった。


「澪!? これ、どうしたの!?」


「いやぁ、配信の後、リスナーさんたちが送ってくれちゃって……」


 机いっぱいに積まれたレバニラ弁当を前に、私たちは顔を見合わせた。


「……とりあえず、食べる?」


 こうして、私たちのレバニラ地獄が幕を開けたのだった——。

カクヨムで先行投稿しております。

よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。

https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777

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