第四十七話:新たな企画会議
リアルイベントの成功から数日後、私たちは事務所の会議室に集まり、次の企画について話し合っていた。
「いやー、リアルイベント、ほんと楽しかったね!」
柚葉がソファに深く座りながら、満足げに呟く。
「うん、リスナーの反応もすごく良かったし、またやりたいよね」
澪も同意し、コーヒーを一口飲む。私もイベントの感想を思い返しながら、ノートをめくる。
「それで、次にやるならどんな企画がいいか、考えておきたいんだけど……」
「やっぱり、もっと大きな規模でやる?」
「うーん、それもアリだけど……次はリアルイベントだけじゃなくて、オンラインのリスナーも楽しめる形にしたいなって思って」
リアルイベントは大成功だったけれど、参加できなかったリスナーもたくさんいた。だからこそ、次はオンラインでも楽しめる企画を考えたい。
「それなら、ハイブリッド形式にするのはどう?」
「ハイブリッド?」
澪が首をかしげる。
「うん、たとえばリアル会場を設けつつ、オンラインでも参加できるようにするの。現地で参加できる人は直接料理を作って、オンラインの人は自宅で一緒に作るとか」
「なるほど!配信で進行しながら、会場の様子も見せられるし、一緒に作ってる感じが楽しめるね!」
柚葉が手を叩く。
「そうそう!で、せっかくなら料理だけじゃなくて、リスナー参加型の企画も増やしたいなって」
「例えば?」
「料理対決とか?」
「おお、リスナーの中から希望者を募って、実際にレバニラ炒めを作ってもらう……?」
「それをみんなで投票して、誰のレバニラが一番美味しそうか決める、とか?」
「面白そう!」
徐々にアイデアが形になっていく。
「じゃあ、仮の企画タイトルは……」
「「"レバニラキング決定戦"!」」
私たちは顔を見合わせて笑いながら、次のイベントに向けて本格的に動き出した——。
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