第四十一話:リスナーの声と準備の進展
イベント開催の準備が進む中、私たちはリスナーに向けてアンケートを実施した。
「リアルイベントに参加したいですか?」
「どんな内容だったら楽しめますか?」
「レバニラ炒めを作るワークショップに興味はありますか?」
結果は想像以上にポジティブだった。
【絶対行きたい!】
【リアルで会えるなんて夢みたい!】
【レバニラ炒め作りたい!】
そんな声がたくさん寄せられ、私たちは改めてイベントの成功を確信した。
「すごいな……こんなに反応がいいなんて」
澪が驚きながら画面を見つめる。
「うん……ちょっと怖いくらい、期待されてるね」
柚葉も少し緊張した表情を浮かべる。
でも、だからこそ、全力で準備しなければならない。
私たちは会場の予約を済ませ、イベントの具体的な流れを決めていった。
オープニングトーク、レバニラ炒めワークショップ、ファンとの交流タイム——どれも楽しみな内容ばかりだ。
「当日は、二人でペアを組んでリスナーさんと一緒に料理するっていうのはどう?」
澪の提案に、柚葉がすぐに反応する。
「いいね! それなら、みんなが一緒に楽しめるし、私たちも交流しやすいよ!」
「ただ……実際にレバニラ炒め作れる人、どれくらいいるんだろう?」
「初心者向けの簡単レシピも準備しよう!」
準備は着々と進んでいく。
しかし、リアルイベントには想定外の問題もつきものだった——。
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