第三十二話:リアルイベント企画始動
「リアルレバニラチャレンジ……?」
翌日、私たちはマネージャーに企画を持ち込んだ。マネージャーは資料に目を通しながら、少し考え込んでいた。
「確かに、インパクトはある。参加型イベントとしても面白いし、ファンの満足度も高そうだな」
「でしょ!? しかも、私たちの配信のノリをそのまま活かせるから、普段のリスナーさんも楽しめると思うんです!」
私は勢い込んで説明した。澪も隣で頷く。
「ただ、問題は運営面だな……。まず、会場で実際に料理できるのか。安全面の管理も必要になる」
マネージャーの指摘に、柚葉が手を挙げた。
「それなら、調理スペースがある会場を使うのはどうですか? 料理イベントをやる企業もありますし」
「なるほど。会場の候補は探してみる価値があるな」
「それに、参加者の人数を事前に制限すれば、運営の負担も減らせると思います!」
「うん……現実的に考えれば、事前応募制で選抜するのがよさそうだな」
マネージャーがメモを取りながら頷く。少しずつ、現実的な話になってきた。
「……よし。まずは事務所側に提案してみる。正式なGOサインが出れば、本格的に準備を進めよう」
「ありがとうございます!」
こうして、リアルイベントへの道が大きく開けた。
だけど、本当の準備はこれから。私たちは次なるステップへ向かって走り出すのだった。
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