第二十八話:想定外のアレンジレバニラ
「じゃあ、いよいよ炒めるよ!」
澪がフライパンに油を引き、強火で一気に熱していく。
「レバーはしっかり火を通すのが大事だから、まずは表面を焼き付けるよ!」
ジュワッと香ばしい音が響き、視聴者からもコメントが流れる。
「めっちゃいい音!」
「飯テロきた!」
「もう美味しそうw」
「やばい、お腹すいてきた……!」
「わかる……この香り、ヤバい……!」
「まだ完成してないからね! 我慢我慢!」
澪が笑いながら、手際よくレバーを裏返していく。柚葉と私は、その隣で順番待ち。
「じゃあ次は、にんにくと長ネギを入れて……」
そう言いながら、私は長ネギを投入した。
「うん……思ったより違和感ないね?」
「たしかに、これはこれでいい香り」
「長ネギでもアリなのか?」
「これはこれで美味しそう」
「普通にレシピ化しそうw」
「じゃあ、ニラを最後に加えて、調味料を入れて……」
味付けはシンプルに醤油、オイスターソース、酒、砂糖、そして隠し味に少しのごま油。強火で一気に炒めると、フライパンの中で具材が艶やかに輝く。
「……完成!!!」
「うおおおおおお!!!」
「絶対美味いやつ」
「マジで飯テロ……」
私たちは皿に盛り付け、ついに実食タイムへ。
「いただきます!」
一口食べると、レバーの旨みと香ばしさ、ニラの風味、そして長ネギの甘みが絶妙に絡み合って……。
「おいしい!!!」
「うん! これ、長ネギ入りも全然アリ!」
「むしろ、こっちのほうが好きかも?」
「え、長ネギレバニラ、流行る?」
「作ってみたいw」
「レバニラ界の革命やん」
「これは、レシピ動画にするしかないかもね……!」
こうして、偶然生まれた「長ネギ入りレバニラ」。思いがけないミスから、新たなレシピが生まれるとは思わなかった。
「これ、次の配信で視聴者にも作ってもらおう!」
「賛成!」
私たちは、次なる企画に向けて盛り上がるのだった――!
カクヨムで先行投稿しております。
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