第二十七話:想定外のトラブル発生!?
「じゃあ、まずはレバーの下処理からやっていこう!」
「先生、よろしくお願いします!」
澪が慣れた手つきでレバーをボウルに入れ、水で洗いながら説明する。
「レバーは血抜きしないと独特のクセが強いから、しっかり流水で洗ってから、牛乳に漬けておくと臭みが取れるよ」
「なるほど! ……え、牛乳? そんなことするの?」
「知らなかった……!」
「勉強になる」
「レバーって手間かかるんだな」
「柚葉ちゃんの顔が完全に『知らなかった』ってなってるw」
「よし、じゃあレバーを牛乳に漬けてる間に、野菜を切ろうか」
澪が包丁を取り出し、にらとニンニクを手際よくカットしていく。その横で、私と柚葉も包丁を握るが――
「うわっ!」
柚葉が思わず声を上げる。
「大丈夫!?」
「びっくりした! ……いや、指は切ってないけど、ニラって意外と切りづらい……」
「わかる。細長くて柔らかいから、思ったよりコントロールしづらいよね」
「ヒヤッとしたwww」
「気をつけてー!」
「料理初心者あるある」
「うーん、私も慎重にやろう……」
そう言いながら包丁を握り直し、慎重に野菜を切っていく。ところが――
「……あれ?」
「どうしたの、奈央?」
「もしかして、私、玉ねぎと間違えて長ネギ買っちゃった?」
「えええええええ!?」
「おいwwwww」
「それはwwww」
「どっちもネギだけどwww」
配信は大盛り上がりだったが、私は軽くパニックだった。玉ねぎを入れるつもりだったのに、買ってきたのは長ネギ。もちろん、玉ねぎがなくてもレバニラは作れるけど……。
「まあ……いいんじゃない? 長ネギ入りレバニラでも」
「アレンジってことで!」
「ポジティブwww」
「これはこれでアリ?」
「創作レバニラ爆誕」
こうして、私たちはアクシデントを乗り越え(?)、ついにレバニラを炒める工程へと進むのだった――!
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