第二十一話:リアル料理配信への第一歩
コラボ配信の余韻が冷めやらぬうちに、私たちは新しい挑戦に向けて動き出した。
「リアル料理配信、やっぱりやりたい!」
私のその一言で、澪と柚葉も改めて気持ちを固める。
「でも、やっぱり配信環境の問題があるよね。どうする?」
「自宅はリスクが高いし、機材の準備も大変だし……」
そこで、まずは事務所のマネージャーに相談することにした。
---------------------
「リアル料理配信?」
事務所のマネージャーは、私たちの話を聞きながら腕を組んだ。
「面白い試みだけど、課題も多いね。まず、配信環境の整備。自宅はプライバシーの問題があるし、スタジオを使うにしても調理設備が必要だ」
「なるほど……確かに、料理しながらの配信って、普通の配信よりずっと準備が大変ですよね」
柚葉が真剣な表情で頷く。
「それに、リアルタイムで調理するとなると、トラブルも起こりやすい。例えば、火や包丁の扱い、安全管理も考えなきゃいけないよ」
「それでも、挑戦してみたいんです!」
澪が強い口調で言う。
「確かにハードルは高いですけど、視聴者さんもきっと楽しんでくれると思うんです。Vtuberがリアルで料理する企画って、あまり見ないですし!」
私も続ける。
「料理をテーマにした配信をずっとやってきたし、レバニラだって作ってきました! だからこそ、今度はリアルで挑戦してみたいんです!」
私たちの熱意を受けて、マネージャーは少し考え込んだあと、静かに頷いた。
「……分かった。まずは企画書を作って、事務所に正式に提案しよう。それと、安全対策をしっかり考えること」
「やった!」
私たちは顔を見合わせて喜んだ。
「じゃあ、早速企画書を作らなきゃね!」
「料理の内容も考えないと!」
「やっぱりレバニラは外せないよね!」
こうして、私たちのリアル料理配信企画が、本格的に動き出したのだった。
カクヨムで先行投稿しております。
よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。
https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777




