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Virtual Re:Link 〜レバニラ炒めを添えて〜  作者: 獬豸
第二章:レバニラフェス、始動!
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第十八話:料理バトルリベンジ!未知の食材に挑戦

 前回の「アレンジクッキー対決」が思いのほか盛り上がったことで、私たちはさらなる料理企画を考えることにした。


「次は、ちょっと難易度を上げてみない?」


 澪の提案に、柚葉が興味津々に聞き返す。


「どういうことですか?」


「普通の料理対決じゃなくて、指定された“未知の食材”を必ず使わなきゃいけないルールにするの!」


「未知の食材……?」


 私たちは少し不安になりながらも、その斬新なアイデアに惹かれた。


「リスナーさんから募集して、何を使うかはくじ引きで決めるのはどう?」


「それ面白そう! じゃあ早速リスナーさんに募集してみよう!」


 こうして、リスナーたちに「料理に使うと意外な食材」を募集することになった。


---------------------


 そして迎えた企画当日。


「さあ! みんなが送ってくれた食材の中から、ランダムで引きます!」


 ガラガラとくじを回し、私たちのチームに割り当てられた食材は——。


「えっと……“納豆”?」


「うわっ、意外と難しそう!」


 一方、柚葉チームは——。


「“チョコレート”?ええっ、料理に使うの!?」


 リスナーたちは大盛り上がり。


「納豆料理は想像つくけど、チョコは難易度高そう」「どんな仕上がりになるんだろう?」と、コメント欄も大騒ぎだ。


「うーん……納豆で何作る?」


「レバニラに入れる?」


「いや、それはさすがに違う気がする……」


 試行錯誤の末、私たちは「納豆オムライス」を作ることに。一方、柚葉チームは「チョコレートソースの唐揚げ」に挑戦することになった。


---------------------


 料理を進めていく中で、思わぬハプニングも発生。


「うわぁ、納豆がフライパンにくっつく……!」


「凛音ちゃん、ヘラ使って! それ以上焦がしたらやばい!」


 一方の柚葉チームも——。


「ちょっとチョコの溶かし方ミスった!? なんか固まっちゃった!」


「ええっ、どうしよう!?」


 ドタバタしながらも、なんとか完成。


「それでは実食タイムです!」


 おそるおそる、納豆オムライスを口に運ぶと——。


「……あれ? 意外と美味しい……?」


「納豆のコクが卵に合ってるのかも!」


 続いて、柚葉チームのチョコ唐揚げ。


「これは……甘じょっぱさがクセになる!?」


「えっ、本当に!? なんかすごい新感覚……!」


 予想外の組み合わせが意外な美味しさを生み出し、リスナーも大興奮。


「どっちも食べてみたい!」「レシピ公開希望!」


「やっぱり料理って、挑戦するのが楽しいね!」


「次も、また意外な組み合わせでやってみよう!」


 こうして、新たな料理企画も大成功。次回のさらなる挑戦へとつながるのだった——。

カクヨムで先行投稿しております。

よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。

https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777

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