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Virtual Re:Link 〜レバニラ炒めを添えて〜  作者: 獬豸
第二章:レバニラフェス、始動!
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第十六話:料理コラボと新たな挑戦

 料理配信の反響が想像以上に大きく、私たちは次の企画を考えることにした。


「ねえ、次はコラボ企画とかどう?」


 澪が目を輝かせながら提案する。


「コラボ? それって、誰か他のVtuberさんを呼ぶってこと?」


「そうそう! 料理が得意な人とか、逆に全然できない人を呼んで、みんなでワイワイやるの、楽しそうじゃない?」


「それ、めっちゃ面白そう!」


 私たちは早速、仲のいいVtuber仲間に声をかけてみることにした。すると、料理が得意なVtuberの柚葉ゆずはと、料理初心者の凛音りんねが快く参加してくれることになった。


---------------------


 コラボ配信当日。


「みなさーん! 今日はスペシャルゲストをお迎えしての料理コラボです!」


 私の挨拶とともに、画面に柚葉と凛音が映し出される。


「料理得意枠の柚葉です! 今日はよろしくお願いします!」


「えっと……料理初心者枠の凛音です。が、がんばります……!」


 リスナーのコメントも「豪華メンバー!」「凛音ちゃん、がんばれ!」「柚葉先生の腕前が楽しみ!」と盛り上がっていた。


「さて、今日はチーム戦で料理対決をします!」


 澪が説明すると、リスナーからも期待のコメントが流れる。


「私は澪とペアで、凛音ちゃんと柚葉ちゃんがもう一組ね」


「ええっ!? 私が先生役!?」


「凛音ちゃん、がんばろう! 私が全力でサポートするから!」


 そして、料理対決が始まった。私たちはまたしてもレバニラ炒めを作ることに。しかし、今回のルールはアレンジ必須。


「うちは、スパイシーレバニラにする!」


「こっちは、和風レバニラで勝負だ!」


 試行錯誤しながら料理を進めるうちに、凛音もだんだん慣れてきた様子だった。


「わ、私、ちゃんと炒められてる!? すごい、料理できてる……!」


「そうそう、その調子!」


 完成した料理を食べ比べると、どちらも美味しく、勝敗を決めるのが難しいほどだった。


「もう、どっちも美味しいから引き分けでいいよね!」


「賛成!」


 こうして、料理コラボ配信は大成功に終わった。


「またみんなでやりたいね!」


「次はお菓子作りとかもアリ?」


 新たな挑戦への期待を胸に、私たちは次の企画を考え始めるのだった——。

カクヨムで先行投稿しております。

よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。

https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777

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