表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Virtual Re:Link 〜レバニラ炒めを添えて〜  作者: 獬豸
第二章:レバニラフェス、始動!
13/31

第十三話:ふたりの隠し味

 次の料理配信の準備を進めている中、澪がふと呟いた。


「ねえ橘ちゃん、最近さ……あたしたち、すごく仲良くなったよね」


「え? そ、そうかな?」


 私は思わず顔が熱くなるのを感じた。


「最初のころはさ、コラボするだけで緊張してたのに、今じゃ普通に料理とか企画の相談とかしてるし」


「確かに……」


 思い返せば、最初のコラボ配信の時は、お互いぎこちなかった。だけど、レバニラ炒めをきっかけに、澪と一緒にいる時間がどんどん楽しくなっていた。


「そういう意味でさ、次の料理配信は……特別なものにしない?」


「特別?」


 澪は少しだけ照れくさそうに笑いながら、続けた。


「私たちが今まで作ってきたもの、ぜんぶ詰め込んだ一皿を作るの!」


「今までの料理を……?」


 澪の提案に驚きながらも、私は考えた。レバニラ炒めに始まり、鶏肉のスタミナ炒め、ニラを使ったパスタ……たくさんの料理を一緒に作ってきた。


「それって、もしかして『レバニラ姉妹の集大成』みたいな?」


「そうそう! それに、隠し味を入れようと思うんだけど……」


「隠し味?」


 澪は少しだけいたずらっぽく微笑んだ。


「それはね……」


 次回、レバニラ姉妹の新たな挑戦が幕を開ける——。

カクヨムで先行投稿しております。

よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。

https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ