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Virtual Re:Link 〜レバニラ炒めを添えて〜  作者: 獬豸
第二章:レバニラフェス、始動!
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第十話:レバニラ姉妹、新たなステージへ!?

 ソロ配信を終えた翌朝、私は澪と顔を合わせるのが少し気まずかった。けれど、彼女はいつもと変わらない笑顔で迎えてくれた。


「昨日の配信、すごくよかったよ!」


 そう言ってくれた彼女に、私は少し安心しながらも、次の言葉を選んだ。


「ありがとう。でも……やっぱり緊張した」


「そりゃそうだよ、いつも二人でやってたんだから。でも、一人でもすごく頑張ってたし、ちゃんと橘ちゃんのこと見てくれてる人がいるんだなって思ったよ」


「……うん」


 澪の言葉が、心の奥にじんわりと染み込む。


 でも、それだけじゃない。


 私はもっと、自分の力で何かを成し遂げたい。


「ねえ、澪。私、新しいことをやってみたいんだ」


「おおっ? 何するの?」


「料理配信。私、レバニラ炒めが好きだけど、正直、もっといろんな料理を作れるようになりたいなって思って」


「いいじゃん! 橘ちゃんの料理配信、絶対楽しいよ!」


「でね、せっかくだから澪にも手伝ってほしいなって……」


「えっ?」


「いや、もちろん私がメインでやるんだけど、澪に時々アドバイスもらったり、一緒に食べたり……どうかな?」


「それって……」


 一瞬、澪の表情が驚きに変わる。


「……それってさ、レバニラ姉妹の新しい形ってこと?」


「うん。今までみたいなコラボじゃなくて、私が頑張る企画。でも、澪にも関わってほしい。……ダメ?」


「ダメなわけないじゃん!」


 澪がぱっと笑って、私の両手をぎゅっと握る。


「私、橘ちゃんが自分で考えて動いてるの、すっごく素敵だと思う! 料理配信、絶対応援するよ!」


「……よかった」


 私は思わずほっと息をつく。


 ——そう、これは私が前に進むための一歩。


 そして、それを支えてくれる澪の存在。


 画面越しだけじゃなく、私たちはリアルでも、支え合っているんだ。


「よーし! じゃあ早速、第一回のメニュー考えよう!」


「もちろん、レバニラ炒めは外せないよね!」


「だよねー!」


 二人で笑い合う。


 レバニラ姉妹の、新たなステージが幕を開ける——。

カクヨムで先行投稿しております。

よろしければ読んでいただき、評価していただけるとありがたいです。

https://kakuyomu.jp/works/16818622171293154777

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