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黒い世界

作者: nayu8

 私は幼い頃、おばあちゃんとよく一緒の布団で寝ていた。

 それは、おばあちゃんが私と一緒に寝たいと望んでいたから。


 おばあちゃんは寝る時、部屋の明かりを全て消す。

 そこには真っ黒な世界が広がる。

 その真っ黒な世界が、幼い私には恐怖だった。

 理由もなく、怖かった。




 大人になり、私も部屋の明かりを全て消して寝ている。

 その方が眠れる。

 もう大人なので、その時の暗闇はそんなに怖くはない。


 しかし大人になった今、真っ黒な闇は死を連想させる。

 黒い世界は、死の世界だと何となく思う。


 例えば、自殺をして息を引き取る間際に、黒い世界が広がるのではないか?

 と思う。


 寿命で死ぬ間際にも、黒い世界を見るのかもしれないと思う。


 私にとって真っ黒な世界は、死を想像させる。


 あるサイトのトピで「死に憧れる」と書き込んだ女性が何人かいたが、

 それは、私には理解出来ない。


 私は、死が真っ黒な世界だと思うし、そんな世界に行くのが怖い。

 こんな事を思うのは、私の独特の感性なのだろうか?

 ご拝読下さり、ありがとうございました。

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