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幼なじみが眼鏡をかけ始めたらドキドキが止まらなくなった

作者: 宮野ひの

 私には幼なじみがいる。名前は大庭太一(おおにわたいち)。黒髪でバスケ部に所属していて足が速い。お調子者の性格で友達が多いけど、勉強は苦手。身長も他の男子と比べると低い方だけど、私は全然気にならない。


 太一とは幼稚園からの仲だ。そして中学も2年3組と同じクラスになった。


 しかも、最近席替えをしたばかりで、何の縁か隣の席になってしまった……。


 小学校までは太一と普通に喋っていたけど、中学に上がってからは気軽に目すら合わせることができなくなった。それは好きだからという訳ではなく気恥ずかしさからだった。


 中学に入ったら毎日制服を着て学校に行くのが当たり前で、何でかわからないけど、太一が知らない男子のように思えた……。大人が着てるスーツと格好が似ているからかな。


 太一は数学や英語の授業中に、右手にシャーペン、左手で髪を触りながら「わかんねぇ……ってか、見えねぇ」と一人つぶやいていることがある。あまりにも素直すぎて、私は小さくクスッと笑ってしまうことがある。


 私の反応に気づいた太一は、口をへの字にしつつ、節目がちになって、なんとも言えない顔をしている。


 私と太一は幼なじみで、二人の間に、今さら恋愛のような空気が漂うことはない……はずだった。


 ある日、太一が眼鏡をかけ始めた。フレームが黒くて、おしゃれな印象がある眼鏡だ。


「太一、眼鏡かけてるじゃん」


「あー、目悪くなって。親がかけろって言うからさ」


 友達と話している会話が、私の耳にも聞こえてきた。


 あの太一が、眼鏡をかけている。お調子者で勉強が苦手な、あの太一が。


 頭が良さそうに見えて、一瞬だけだけど、かっこいいと思ってしまった。これは俗に言う、ギャップ萌えというやつだろうか。


 私が最近読んでいる少女漫画に、執事の「ロイ」ってキャラクターがいる。その子も黒縁眼鏡をかけていて、ストーリーが進むごとに、ひそかに私の推しキャラになっていた。だからかな。幼なじみの眼鏡姿に異常にドキドキしてしまうのは……。


 太一は高校受験に向けて、塾にも通い出した。成績も上がっているみたいで、すごいと思った。私も頑張らなきゃ。


「……なぁ、光里(ひかり)。国語の教科書見せて。忘れてきた」


「あっ、うん。いいよ。どうぞ」


「ありがとう」


 にっと笑う顔が可愛かった。久しぶりに、太一と面と向かって話をした気がする。


 幼なじみの眼鏡姿+無邪気な笑顔というように、さらにギャップを被せてくるのはずるいと思った。


「ねぇ、大庭ってかっこよくない?」


「えっ、樹理(じゅり)、大庭くんのこと好きなの?」


「ちょっ、なんでもかんでも好きにつなげないでよー。眼鏡かけてから、なんか良いなって思っただけ」


「ごめんって。まぁ、わからないでもないけど!」


 同じクラスの樹理ちゃんと空陽(そらひ)ちゃんが、太一のことを話していた。


 太一の良さが他の女子にも伝わり始めている。良いことなのに、少しモヤモヤした気持ちになった。


 今日も太一と肩を並べて、数学の授業を受けている。太一は眼鏡をかけてから、小声で「見えねぇ」というようなことは言わなくなった。


 真面目そうな顔つきで、黒板に書かれた数式を写している。最近グッと背が伸びた太一を見て、男の人っぽいなというようなことを考えていた。


 放課後。リップクリームを机の中に置き忘れたことに気付いた私は教室に戻った。そしたら、太一がいた。机に座っていて、一人プリントを書いていた。


 プリントの宿題なんて出ていたかなと思ってじっと太一を見ていたら目が合った。


「……光里じゃん」


「やっほー……」


 声をかけられると思っていなかったら動揺して、変な返しになった。


 太一が手を止めて、私をじっと見る。


 これは、何か私も話を振った方が良いのかな。うーん、でも何話そう。……黙ったままじゃ変に思われるよね。ええい。


「……ハムスターのミィちゃん元気?」


 小学生の頃、太一の家に遊びに行った時、ハムスターに触らせてもらったことがある。真っ白くて可愛かった。何故、今思い出したのかは謎だけど、つい太一に聞いてしまった。


「あー、死んだ」


「……」


 シーン。気まずい。確かハムスターの寿命って2年くらいだっけ。……そっか。なら、亡くなっていることもあるんだよね。


 わざわざ話しかけて、変な空気にするくらいなら、そのまま教室を出れば良かった。


 そんなことを思っていたら、太一が笑った。くっくっくっと声を出すと、黒縁眼鏡も同じように揺れた。


「シュールすぎるって。ミィのこと久しぶりに思い出した。光里、家に見に来たことあるもんな」


「うん、なんかごめん……。ハムスター可愛かったの思い出して。つい聞いてみちゃった」


「……ミィが死んだ後、今は小鳥飼ってる。姉ちゃんがバイト先の誰かから貰ってきたんだって」


「えっ、そうなんだ! いいな〜」


「そうか?」


「うん!」


「じゃあ、家に見に来る?」


 急な誘いにびっくりした。嫌とかではなくて、さっきまで太一に何を話そうか迷っていたのに、今は普通に打ち解けて、家に誘われるくらいの距離感になったから。


 小学生の私なら何も考えずに行くって言ったと思うけど、今の私は、すぐには頷けなかった。むしろ、他の男子や女子に話を聞かれていないか周りが気になった。


 キョロキョロと怪しく周りを気にしていると、太一は何を勘違いしたのか、


「急にごめん。今の忘れて」


 と謝った。


「……えっと、嫌とかじゃないけどさ。中学に入ったら忙しくなったから、だから……行けないかも! そういえば、小鳥の名前はなんて言うの?」


 相手を傷つけないようにしようと頑張るほど、不自然になるのは何故だろう。


「……ミィ2号」


 太一が口を開く。

 

「えっ!」


 不意打ちのことで変な声が出た。


「ミィ2号は、俺が勝手に呼んでいる名前。本当はピー太郎」


「何それ」


 私は笑った。太一もつられて笑ってくれた。中学生にもなるのに会話は小学生レベルだ。しかもちょっと不謹慎かも。


 だけど、太一と小学生の頃のように仲良く話せて心が和んだ。


 眼鏡をかけている太一の顔を見ると、小学生の時には抱かなかった気持ちがあるのがわかる。これが何であるかは断定できないけど。


「あー、おかしい。そういえば太一、眼鏡かけ始めたんだね」


「視力下がって、黒板見えにくくなったからな。医者からも眼鏡かけた方が良いって言われて……まぁ、仕方なく?」


「そうなんだ。似合ってるよ」


「あ? …えっ、そう?」


「うん」


 太一が眼鏡のフチを触って、私から目を逸らす。


「……最初は嫌だったけど、まぁ、似合ってるなら良かった。これからもずっと付けてるかもな。光里は目、悪くないの?」


「あー、どうだろう。でも、誰にも何とも言われてないから良いのかも」


「へー、羨ましい」


「……でも、案外、私もそのうち眼鏡かけてるかもしれないよ」


「そうなん? なら、その時は、黒縁眼鏡おすすめ。人とも被りにくい気がするし」


「えー! それだと太一とお揃いになっちゃうよ」


 たわいもない話をしている時間が楽しかった。なんだ、私、太一と普通に話せるんじゃん。


 その時、教室の後ろのドアから、樹理ちゃんが教室に入ってきた。私と太一が話している光景を見て、物珍しそうな顔をしていた。


「……大庭と長谷川(はせがわ)さん、何してるの? ってか、二人仲良かったんだ」


「あっ、五十嵐じゃん。あー、俺ら幼なじみだからさ」


「そうなんだ。ってか、大庭、塾の宿題まだ終わってないの?」


「もうちょいかかるかも」


「おそ! 私はとっくに家で書き終わったよー」


 そんな大庭と樹理ちゃんこそ、親しげに見えた。ピンと来た直感があって、つい聞いてみた。


「……もしかして、二人って塾同じなの?」


「うん、そうだよー。私が通ってるところに、偶然、大庭が入ってきたんだよね」


「まあな」


「長谷川さんは今、塾通ってる?」


「ううん。通ってないよ」


「そっかー。じゃあもし通うことになったら、私たちと同じ塾にしなよ!」


「五十嵐。それって、友達紹介でもらえる図書カード目当てだろ」


「違うって! ……まぁ、それもあるっちゃあるけどさ。同じクラスの女子がいてくれた方が心強いしさぁ」


「どーだか」


 太一と樹理ちゃんの方が、よっぽど仲良さそうに見えた。


「……ありがとう。考えてみるね」


 やっとのことで、それだけ言った。


 机の中からリップクリームを取り出すと、用を終えた私は「じゃあ、行くね」と言い、教室を出た。


「おい、光里」


 正直、太一と樹理ちゃんを二人きりにするのは、少し嫌だったけど仕方ない。でも、お邪魔感があるのは私の方だ。


 樹理ちゃんは、眼鏡をかけた太一のことを良いなと言っていた。塾も同じだから、一緒にいる時間が増えるほど……好きになることもあるかもしれない。


 嫌だなと思いながらも、私もどこか素直になりきれない。


 太一が眼鏡をかけてから何だかおかしい。今さら幼なじみにドキドキするなんて……。





 次の日。学校に行くと、太一の席の前に人だかりができていた。


 なんだろう。男子も女子も集まっている。


 私は人にぶつからないように、自分の席まで行くと、太一の机の上に白い鳥かごがあるのが見えた。中にはセキセイインコが一羽入っていた。頭が白くて、お腹が水色で、丸い目が可愛かった。そのセキセイインコはぴよぴよと、ご機嫌そうに鳴いていた。


 もしかして、太一が昨日話していた小鳥かな。可愛いけど……、なんで学校に持ってきたの!?


「この鳥、学校で飼うの?」


 クラスメートの一人が、太一に話しかける。


「バカ、飼わないよ」


「名前はなんて言うの?」


「ピー太郎」


「へー、安直」


「別にいいだろ」


「ピー太郎、お利口さんだね! 人がたくさんいても怖がらないんだ〜」


「うん。人慣れしてるから」


 みんな思ったことを口にしていく。太一が話を拾い、答えていった。


「……ってか、もうすぐ、ホームルーム始まるから! 後で見に来て!」


 太一の返事を皮切りに、みんななんとなく、その場を離れる。


 私は隣の席から、じっとピー太郎を見ていた。


「光里」


「……えっ?」


「……あー、こいつがピー太郎。もといミィ2号」


「……そっか。可愛いね」


「だろ」


「うん」


「光里、昨日、忙しいって言ったからさ……。俺が学校にミィ2号を連れてきたら、見れるかなーって思って」


「……」


「それに、昨日、教室出て行く時、なんか悲しそうな顔してなかった? 元気になってくれたらいいなーとも思って」


 太一が目を逸らしながら言う。顔が少し赤いような気がした。


 ーー私のためにミィ2号を学校まで持ってきてくれたの……!?


 なんて……ときめくことはしない。


「いや、ダメでしょ。学校への持ち込みは禁止でしょ。それに、ミィ2号に負担がかかるよ。小動物は環境が変わるとストレスもすごいって聞いたことあるよ。あと、ペットが苦手な人もいると思うから、もう連れてこないで」


 はっきりと思っていたことを伝えた。


 まさか怒られると思っていなかった太一は、しょぼんとうなだれていた。


「……ごめん」


 一言そう言うと、ミィ2号をじっと見ていた。


 結局、太一はみんなの前で先生に怒られた。


 ミィ2号は放課後まで職員室で預かってもらうことになった。


 太一は友達から「お前バカだろ」といじられていたけど、特に深く落ち込んでいないように思えた。


 太一のした行動は良くはないけど、気持ちは嬉しかった。


 社交辞令で流すことなく、本当に私にミィ2号を見せてくれた。





 休み時間。私は一人、机に座って次の授業の準備をしていたら、樹理ちゃんがやってきた。


「ねぇ、長谷川さんってさ、大庭のこと好きだったりする?」


 直球だった。面食らったものの、深く呼吸をして、落ち着きを取り戻す。


「……それは恋愛的な意味で?」


「うん」


「……わかんない。友達としては好きだけど……」


 私の紛れもない本心だった。


「そっか……」


「でも、眼鏡かけてから、なんか気になるかも。多分、見慣れていないから、ドキドキしてるだけかもしれないけど……」


 これも私の本心だった。


「わかる! 大庭の眼鏡いいよね!」


 樹理ちゃんは目を輝かせる。思いがけずわかり合えてしまった。


「……樹理ちゃんは太一のことが好きなの?」


 気になったので、聞いてしまった。


 前に空陽ちゃんと話していた時、太一を好きなことは否定していた。しかし、今はどう思っているかわからない。


 私に質問してきたように、同じことを聞き返したかった。


「……私も友達としては好きだけど、恋愛的な意味では好きじゃないよ! それに私、塾に好きな人いるし」


「そうなの?」


 意外な答えが返ってきてびっくりした。


「うん。塾の赤谷(あかたに)先生って人が好きなんだ。10歳年上でヒゲが濃いけど好き……。っていうか、赤谷先生も眼鏡かけてるんだよ! 大庭の眼鏡の形と似ているから、勝手に良いって思っちゃったのかも」


 そっか。樹理ちゃんは、元々好きな人がいて、太一がかけている眼鏡と似ていたから、気持ちが反応していたんだ。


 自分が気づかないだけで、そういうことって日常でたまにあるよね。


「余計なお世話かもしれないけど、私、今まで年上しか好きになったことないから安心して! そういえば昨日、長谷川さんが教室からいなくなった時も、大庭心配してたよ。……もしかしたら、大庭側は友達以上の感情を持ってたりするかもね」


「まさか」


 今さら私と太一の間に何か生まれるわけがない。樹理ちゃんにからかわれたので、顔が熱くなるのがわかる。


「へへっ。あっ、そういえば小鳥のことも相談されたな。長谷川さんが見たがってるからどうにかしたいって。今日、学校に持ってきていたみたいだし、特別な感情はありそうだよね」


 太一、そんなことまで樹理ちゃんに話していたんだ。


 太一の本心はわからない。


 けど、第三者が人の気持ちを決めつけて、楽しそうに語る状況は、あまり好きではない。反射的に否定したくもなる。


 きっと樹理ちゃんに悪気はない。


 私と樹理ちゃんは性格が違っていて、これが樹理ちゃんなりの正しいコミュニケーションの取り方なのだろう。


 予冷が鳴ると、樹理ちゃんは自分の席に戻った。ギリギリのところで太一も席に戻ってくる。


 太一は黙っていたら賢そうに見える。現状、成績も上がっているみたいだし。


 ついさっきまで樹理ちゃんと太一の話をしていたからか、太一の横顔を見た瞬間、キュンとしてしまった。目が合いそうになる前に、私から逸らした。……何、やっているんだろう。





 放課後。置き勉していた教科書を、やっぱり家に持ち帰ろうとして教室へと戻った。


 そしたら、太一が一人、机にプリントを広げて頭を唸らせていた。デジャヴ。


 一つ違うのは、教室の後ろの棚の上にミィ2号がいること。どうやら先生から預かってもらったのを取り戻した後らしい。


「……太一」


「おっす」


「また、塾の宿題しているの?」


「おう。終わらなくて」


 黒縁眼鏡をかけながら、真剣に机と向き合っていた。その後ろで、ミィ2号がぴよぴよとタップを踏みながら、鳥籠の中をご機嫌に移動していた。まるで太一を応援しているように見える。


「……」


「……」


 無言の間が続く。


「あのさ」


 沈黙を破ったのは太一だった。


「何?」


「五十嵐から聞いたんだけど……、俺が眼鏡かけてる姿、光里がかっこいいって言ってたって……本当?」


 ちょっ。樹理ちゃん。それは本人には言わない暗黙のルールでしょ。それに、私はかっこいいとは一言も言っていない! 似たようなことは言ったかもしれないけど……。


 不意打ちに動揺する。だけど、もう逃げられない。


「うん……」


 私は素直に頷いた。


 再び無言の間が続く。


「……そっか。俺、高校に入ったらコンタクトにしたいなって思ってたから。なんか嬉しい。良かった」


 そう言った後、急に椅子から立ち上がり、私に近づいてくる。


 太一、身長伸びたなぁ。


 小学生の頃は、私の方が大きい時もあって、なんとなく弟を守る姉のような気持ちでいた。


 今はもう私よりも身長が高い。


 眼鏡姿の太一に見つめられたら、身動きが取れなくなった。


 キスできそうなくらい近づくと、ハッとした様子の太一は、少し後ろに下がる。


 そしたら、太一は自分で眼鏡を取った。


 見慣れていた顔のはずなのに……。


 眼鏡をかけている太一に慣れてしまっていて、眼鏡を取った今の顔は、まるで違う人のようにも思えた。


 あれ。なんか、かっこいいかも……。


 私は瞬間的に目を逸らした。


「なんだよ、その顔」


「だって、太一が急に近づいてきて、眼鏡なんか取って見せるから」


「眼鏡かけてない俺は別にかっこよくないってか」


「そんなことは言ってないけど」


「……俺は光里のこと、ずっと可愛いと思っていたけど」


 えっ。


 呆気に取られた私は、そのまま太一の顔を見た。目が泳いでいて、頬が赤く、とても冗談で言っているようには思えなかった。


「俺は光里が眼鏡をかけても、かけなくても好きだから」


 そう言い残すと、教室から出ていってしまった。


 机にプリントを残したまま言い逃げをした。


 ……これって告白!?


 カバンも置いていってあるので、このまま教室で待っていたら、太一に意味を聞けるだろう。


 ふと視線を感じた先には、ミィ2号がいた。今の私たちの様子を見ていたようで、ぴよぴよぴよぴよと、さっきよりも、ご機嫌そうに鳴いていた。


 幼なじみだと思っていた太一が眼鏡をかけたら、かっこよく見えた。それに反して、眼鏡を取った太一にもドキドキするようになった。


 この気持ちの正体はーー。


 とぼけられるほど私も鈍感ではなかった。


 ……私も塾に入ろうかな。そしたらもっと太一に近づけるだろうか。


 私は自分の席に向かい、椅子に座って待った。


 ……早く太一が戻ってきますように。


 私は深く深呼吸をして気持ちを整えた。

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