〜カレンの学んだ大切な教訓〜
この作品は、完全にふざけてます。ははは。
〜カレンの学んだ大切な教訓〜
ボクは、今、ほうれんそうアタ〜っく!!を使える。
まあ、大魔王ほうれんそうを家から追い出す前に、ちょっとだけほうれんそうアタ〜っく!!に興味があったから、以心眼でどうやってほうれんそうアタ〜っく!!を出すのかを、大魔王ほうれんそうから盗み出した。ボクが、なぜ盗み出したと言うかは、まあ、大魔王ほうれんそうが言っていたからだ。
「この、ほうれんそうアタ〜っく!!は、私たちが直接教える者しか、使ってはならないのです。」
ま、使えるようになっちゃったんだから、もう、仕方ないよね。
大魔王ほうれんそうが言っていた通り、ほうれんそうアタ〜っく!!は、すべてのものがほうれん草に見える。例外はない…はずだったが。
ある日、ボクはいつもどおり学校へ向かっていた。どんどん使うのが面白くなってきた、ほうれんそうアタ〜っく!!を使いながら。全員がほうれん草に見える。面白い。だが、その日は違った。一人だけ、ほうれん草に見えない。それは、ミドリという女だった。その女だけは、人のままに見える。 なぜだ?不思議に思ったボクは、放課後、大魔王ほうれんそうの元へ向かった。
「ほぅほぅほぅ。カレン様は、その、ミドリという女のことがお好きなのですな!!」
大魔王ほうれんそうが笑いながら言った。
「ち、違う!!ボクはミドリなんかに、興味はない!!」
「ほうれんそうアタ〜っく!!でほうれん草に見えないものは、全て、使った人がこっそり好いている人でありますから。」
大魔王ほうれんそうが言った。
「それにしても、カレン様、だめですねぇ。勝手にほうれんそうアタ〜っく!!を会得してしまうとは…」
「だって、ボク、以心眼使えるんだもん…」
「カレン様は、以心眼のことが、嫌いですか?」
「え?」
ボクがどういう意味?と思って、大魔王ほうれんそうの顔を見てみると、大魔王ほうれんそうは真面目な顔をしていた。
「そりゃ、嫌だよ。人の心、知らないと良いと思うこともあるし…」
「封印いたしましょうか?」
大魔王ほうれんそうが言った。
ー封印?どういう事?
「我が一族の封印術を使って、貴方様の以心眼を封印いたしましょうか?」
「封印したら、ボクの以心眼はどうなるの…?」
「カレン様は、以心眼を、もう、二度と使えなくなり、わたしが代わりに以心眼の使い手になるのです。」
ーえ?大魔王ほうれんそうは、自分が以心眼を使いたいだけではないのか?
ボクがそう思うと、大魔王ほうれんそうはそれを察したように、ボクに飛びかかってきた。でも、ボクは素人ではない。大魔王ほうれんそうの攻撃を軽々と交わし、爆発眼を使って、大魔王ほうれんそうを爆発させた。
「やった!!」
ボクがそう言うと、爆発したときに出たモクモクの甘そうな綿あめのような煙から羽の生えた化け物のようなものが出てきた。
「カレン様ぁ、私をぉなめてはぁいけませんよぉ」
ーな、何だ?あれは…?
「あ、あ…」
ボクは恐怖で声が出なかった。
こんな恐ろしいものを見たのは、初めてだった。
「さあぁ、カレン様ぁ、以心眼をぉ封印しますかぁ?」
化け物が聞いてきた。どうしよう…封印されたくないけど、怖すぎて、断れない…
「カレン様ぁ、早く決めてくださいなぁ」
「…」
涙が出てきた。
ボクは膝に力が入らないから、地面に倒れ込んでしまった。
「ほうれんそう!!」
ーだれ?
ボクが顔を上げると、ほうれん草頭の女の人がいた。走ってきたのだろう、体中、汗で溶けかけている。
「ほうれんそう!!何をしているのかね!?」
「は、母上!?なぜここに!?」
どうやら、ほうれん草頭の女性は大魔王ほうれんそうの母親らしい。
「お前がどこかに行ってから、ずっと心配していたのに…何だね?何をしているのかね?」
ほうれん草頭の女の人はボクの方を向き、言った。
「ちょっ、カレン様じゃないか!!」
「だ、誰…?」
「お、失礼。私、この男の母親、ほうれんかと申します。」
「ほうれんか?」
「はい、息子が、本当に、失礼いたしました。」
「それより、ほうれんかさん、あなたの体が…」
さっきから、ほうれんかの体が溶け始めている。
「はい。私は、あなたを救うため、地球の反対側から走り続けたのです。その結果…このようなことになってしまったのです。」
ほうれんかが残念そうな顔をしていった。
「あ…」
ほうれんかの目玉が落ちた。それから、顔の原型がわからないほど、溶けていっている。
ーボクのせい…?でも、ボク、助けなんて頼んでないよ…
「カレン様、生きてください…」
ほうれんかはそう言うと、死んだ。体が、ゼリーになった。
すると、
「やっほー!!母上のぜりー、美味しんだよね!!」
ほうれんかが死んだあと、大魔王ほうれんそうが、喜びの声をあげ、ほうれんかの死体のゼリーをむしゃむしゃ食べ始めた。
ー美味しそうかな…?
ボクは、少し興味があったので、ほうれんかの死体に近づいて、ゼリーを指に少しつけて、なめてみた。
「!!おいっしい!!」
それは、すごく甘くて、美味しかった。
「あれ?」
ゼリーを飲み込んだ瞬間、ボクの体も溶けてきた。
そして、ボクは、12年の人生を終えた。
「やった!!もう一個食べれる!!人間が、食べると、溶けちゃうけどね。」
大魔王ほうれんそうが言った。
〜教訓:何かわからないものは、食べるべからず〜
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