第七十五章+第七十五.五章 Okonomiyaki War End+アロマの話
もみじの過去、まだ続いてんのかな…?アロマに聞かないと。
〜第七十五章 お好み焼き戦争終幕〜
「もみじっ!!俺は無事やで!!ちょっと死にかけたけど、なんともなかったしな!!」
私は私の手を握って笑顔で話しかけてくる竹鬼くんに、顔が熱くて今にも倒れそうな思いをしていた。
ーだっ、駄目っ!今倒れたら、この幸せがっ!!
私はなんとか気力で後ろに倒れるのを押し留めた。
「たっ、竹鬼くんが無事で良かったよっ!!カ、カレンさんも、すごく心配してたみたいだしっ!!」
私が上手く回ってくれない自分の舌を使って喋ると、隣で冷めた目をして立っていたミドリも頷いた。
「そうそう!カレン、街中を走り回って竹鬼を探してたよ。少しトイレでメイクを直してたらその間に竹鬼が消えちゃったって。」
ミドリが竹鬼くんにそう告げる。
ーていうかミドリ、なんでそんなにミニドレスが汚れてるの?!
私は全身茶色いソースの様なものと、黄色いスポンジの様な物に覆われているミドリを見た。茶色いソースは緑色の髪を茶色に染め上げている。
「えっ!!そうなん?!だったら無駄に動き回ったのは全部無駄やったってことかいな?!」
「そうなる…?かも…?」
私は竹鬼くんの綺麗な瞳をまっすぐ見て言った。そして…気を失った。
〜第七十五.五章 アロマのとっても素晴らしすぎる作品〜
ここは…?
そこはとてもきれいなところだった。
明るくて、なんか、ふわふわしていて、なんか幸せって感じ。
あれ?他の人達は?
私がどこを見回しても、どこにも誰もいなかったし、見えなかった。もしかして、私、こんなどこかわからないところで、一人ぼっち?
「あれ?」
なんだか、頭がボーッとしてきた。
なにこれ?何かが頭の奥で見える。あれ?これは、私が小さいときのことだ。
そうだ、あれから、寝台に縛り付けられていて、それから…そうだ!お祖母様がいたんだ!!
「もみじ!!一体、何があったか説明してもらいましょうか。」
お祖母様が言った。
「はい…」
私は今までの経緯をお祖母様に話した。そうしたら、お祖母様が言った。
「カエデ!!何を考えているんだ!?お前は!!」
カエデとはお母さんの名前だ。
「え?お母様?」
そう、私のお祖母様、オチバはカエデの母親なのだ。
「弟が生まれたから何だ!?もみじが跡継ぎだろう!!」
「でも、もみじは女よ…?」
「女だからなんだ?」
「それは…だって、イチョウのほうが太っていて、美味しそうだもの。仕方ないでしょう?」
カエデは不気味に微笑んだ。その口は裂けていて、目は蛇のようになっている。
「カ、カエデ、お前、まさか伝説の蛇の水を飲んだな?」
「ええ、そうよ、そのおかげで私は、この通り。強くなったのよ」
カエデがそう言うと、カエデの爪が鋭く伸びてきた。
「も、もみじ、逃げなさい!!」
お祖母様がそう言った。そして、私を縛り付けていた紐を解いた。
「え?な、なんで?」
「カエデは今、みんなを殺そうとしている。さあ、早く行け!!」
「…はい!」
私は目に涙をためながら、言った。そして、ものすごく長い間走り続けた。そこでたどり着いたのが、竹鬼くんの家だった。
私は、その家の気配でその家がとても優しいのだとわかった。そうしたら頭がくらくらしてきて、倒れてしまった。
ーここは…?
目を開けると、そこは和室だった。
私は布団に寝かされていて、周りには桶や薬などがあった。
『ガラガラ』
襖が開いた。そうしたら、鋭い瞳と短い茶色のかっこいい男の子が入ってきた。
「おっ!ようやく目を覚ましたか。俺は竹鬼、よろしく。」
「た、助けてくれてありがとう。私は、もみじ。」
竹鬼と言う男の子がかっこよ過ぎて、私の声が詰まってしまった。
「で、なんであんなところに倒れていたんだ?」
「そ、その!お母さんが、私のことを、殺しそうになって…お祖母様が逃してくれた…の…」
「そうか…大変だったな…」
「う、うん…ここは…?」
私が恐る恐る聞くと、竹鬼と名乗ったかっこいい男の子が言った。
「ここ?俺の家や!!なかなか広いだろ!」
ー自慢…?
ー見てみれば、確かに私の家よりもずっと広い。
「なんで、私を家に入れてくれたの…?」
「んー、何ていうか、久しぶりに散歩に出たら、ちょーかわいい女の子が倒れていたので…って、俺、散歩に行く前、お姫様が出てくる話を読んでて…その‥‥かわいいなって…」
プシューッ
私の頭から湯気が出てきた。
ちょっと最後意味わかんないや。アロマん…
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