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The Young Magic Fighters  作者: 神崎きのこ+山田後輩アロマ(マッチョ先生)+白鳥Sora+菊の花サラ(ヘボ弟子)
開幕
5/75

第八章+第九章 For Main Test+Main Test Start

Yo Yo チェケラ☆ キラキラリンリン!チェキラ!! ⇦気にしないでください。

 〜第八章 本試験にむけて〜

「ふぅぅ...! やったよリリィ!私受かった!!」

「私…ねぇ。実際に試験を受けて受かったのはもみじでしょ?」


「ちょっとぉ…それを言わないでよ…」

「あはは!まぁ、良かったじゃん。受かれて。」

「うーん。あ、そういえばリリィも受かったんだっけ?」


「アンタは先に会場から出ていったから見てないと思うけどアタシたちもアンタの次でやったんだよ。アイツ、ちゃんと役に立ってくれてよかったわぁ。まぁ、その代わり実技が苦手なアイツのために本試験を頑張らなきゃいけなくなったんだけどね。本試験は必ず2対2で戦うからアイツをかばって戦うのはマジで疲れそう…」

リリィはそう言って面倒臭そうに空を仰いだ。


    「あはは。リリィらしいなぁ。私も本試験はがんばるぞ~!!」




 〜第九章 本試験開始〜

「では、チームメイトがいないものたちの中で組む相手を決めてください!」

 魔法学の先生、ミス・サクラが一人でいる生徒たちに言った。


 一次試験に受かって余っているのは5人…その内の一人はクラス…いや学校のアイドル、菊夜だ。菊夜は誰とも組むつもりはないらしく、一人そっぽを向いている。


「菊夜くん?誰とも組まないんですか?」

 ミス・サクラが聞いた。


「…はい。奇数なので良いです。」

 菊夜は余裕そうに応えた。その目は自信に溢れている。


「分かりました。では、トーナメント表を発表します。このトーナメント表はくじで引いた番号を元にしますので、代表の方々は前へ。」

「私、行ってくるね!」

 私はもみじに声をかけると前に出た。


 私がくじの箱を持っているミス・サクラの前に立つと、ミス・サクラが

「良かったわね。一次試験、合格できたんですって。」

 と、声をかけてくれた。ミス・サクラの本名はサクラ・ヤマモト。そう、私と同じ名字だ。


 実はミス・サクラは私のお父さんの妹で、私の叔母さんなのだ。サクラ姉とは年も近い方で、よく一緒に遊んだりする。だから私は賢くて優しいサクラ姉が大好きだ。


「ありがとうございます。ミス・サクラ。」

 私達はお互いの関係を学校では秘密にしている。誰かがミス・サクラが私を贔屓していると思うかもしれないからだ。


 私はサクラ姉にウインクをしてくじを引いた。54番。うわぁ。なんかラッキー!私の誕生日と同じ数字だ!

 私は嬉しくなって小走りにもみじの元へ戻った。

「54番だったよ!私達の最初の試合はいつだろう?」

 私がもみじに尋ねると、もみじは張り出されトーナメント表を見て、

「54…や、やったね、第一ステージには、で、でなくて良いみたいですよよ。」

 

 やった!これで敵の偵察ができるし体力や魔力、それに奥の手を残しておける!!


「あ、今のうちに特等席取っちゃお!」

 私はもみじの手を引き、観客席の階段を駆け上がった。


トーナメント表開示…しようかと思ったけど、超絶面倒くさそうなので誰が誰と組んでるかだけ教えます。


ミドリ+もみじ  実力は未知数?!実技の成績優秀、だけど座学の成績は絶望的なミドリ・ヤマナカと、座学上の下、実技上の下の、まだまだ計り知れないもみじ・メープルがチームを組んだー!!一次試験はもみじ・メープルによって合格、二次試験の試合を見るのが今から楽しみだー!!(放送部より☆)


リリィ+咲四郎  異色チーム?!クラス中でもそれなりに目立つ我らが姉御、リリィ・シルクロードと泉咲四郎がチームを組んだ?!びっくりだ!!なんでも、咲四郎の実家は旅館らしい!リリィ姐さんはそれを狙ってのことか?!一次試験は合格、二次試験のリリィ姐さんの魔法を見るのが楽しみだー!!いつもは本気を出していなさそうな彼女も、今回は本気で試合に臨むのかー??!(リリィ姐さん応援隊より☆)


カレン+竹鬼  凸凹の即興ユニット?!座学、実技共に学年一の成績を収めるカレン・ペドルと我らが勇者、盤風竹鬼がチームを組んだ?!今まで絡みが一切なかった二人には、どこで共通点が生まれたのか…それは謎に包まれたままだ!カレンちゃん、愛してるぜ!!(カレン・ぺドルを愛で隊より☆)


菊夜  やだぁ〜♡菊夜様素敵〜♡愛してます〜♡一人で戦うなんて、ますます惚れちゃう♡(城家美咲より♡)



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