第七十章+本編?かと思ったよ。
わんわんにゃんにゃんがおがおくー
〜第七十章 リハビリの効果〜
カレンはあれから一週間後にリハビリを開始した。
毎日俺と一緒に少しずつ距離を増やしながら歩いて、カレンが倒れそうになったら俺が支えた。
カレンはまだ完治してはいないのに、痛みを我慢して修行をしようとするので、俺たちはそんなカレンを止めるのに苦労した。
一方、洞窟に隠れていた風姫さんは自分のせいで子供たちが怪我をしたのを知って、沢山のお金をカレンとエリカさんに医療費として寄付した。
だがそのお金は怪我の医療費を遥かに超えたものだった。他の盤風のお母様の姉弟も、カレンのリハビリを全力でサポートした。
次女の風夏・サマータイムは子供達と一緒にお見舞いの品を沢山持ってきた。次男の松村風樹は、奥さんでファッションデザイナーのバーベナさんと一緒に綺麗な服をエリカさんとカレンにプレゼントした。
三男の一喰風亥さんは自分の趣味のボクシングの道具をカレンにリハビリに使ってくれと渡したが、俺はそれをカレンから没収した。
ーボクシングなんて怪我が悪化するやろが!!なに考えとるんや風亥さんはっ!!
三女の優風・ランデブー走行はカレンの将来を占うとかなんとかで、カレンを自分の家に連れて行ったが、帰ってきたカレンは俺を見てなんとも言えない複雑な表情をした。
ー何か俺に関する悪い占いでも伝えられたんかな…?
そんなことは置いといて、肝心の長男、風松・ペドルさんは今までの渚の屋敷での辛い生活と、カレンの怪我を心配してすっかり心が弱ってしまったエリカさんにつきっきりで寄り添った。
そして二人は…結婚することになったのだ。
もちろん盤風と渚の政略結婚などではなく、風松さんがエリカさんにプロポーズしたのだ。その事に、盤風のみんなはとても喜んでいた。
エリカさんと風松さんが結婚の挨拶をしに行くと、飛翠さんは何も言わなかったらしいが、止めはされなかったので、俺らは心底ほっとした。
そして、エリカさんとカレンの二人は渚の屋敷から出て、遠く離れた風松さんの家で暮らす事になった。
そのときにはもう、カレンの怪我は完全に治っていた。
「じゃあな。カレン。」
「…うん。ありがとう。」
俺とカレンは、風松さんの車の前で別れの挨拶をしていた。
「カレン、俺たち、ずっと友達やで?向こう行っても忘れんでな。」
「竹鬼のこと、忘れるわけないよ。キミはずっとボクの親友だよ。また、どこかで会えるよ。きっとね。」
「…せやな。元気でな、カレン。」
俺が目に涙を溜めながら笑顔で言うと、カレンの笑っていた表情は崩れた。
カレンは大粒の涙を流してしゃくりあげながら、風松さんの車に乗り込んだ。エンジンがかかる。それが俺とカレンの別れだった。
〜第七十.五章 本物だと思ったそこのあなた!!大丈夫、私もそう思ました〜
カレンはあれから一週間後にリハビリを開始した。毎日俺と一緒に少しずつ距離を増やしながら歩いて、カレンが倒れそうになったら俺が支えた。
カレンはまだ完治してはいないのに、痛みを我慢して修行をしようとするので、俺たちはそんなカレンを止めるのに苦労した。
一方、洞窟の奥、主の巣穴に隠れていた風姫さんは自分のせいで子供たちが怪我をしたのを知って、沢山のお金をカレンとエリカさんに医療費として寄付した。だがそのお金は怪我の医療費を遥かに超えたものだった。他の盤風のお母様の姉弟も、カレンのリハビリを全力でサポートした。
次男の松村風樹はカレンに奇襲を毎日仕掛けた。俺はカレンの怪我が悪化しないように毎日辞めるように言ったが、松村風樹は全く耳を貸さなかった。おかげで、カレンの頭蓋骨が割れてしまった。カレンは今度は五年で治ると言われた。エリカさんは怒って風樹に切腹・斬首を命じた。
あまり考えたくなかったが、一ヶ月後、カレンは、死んでしまった。
カレンのお葬式の日、風姫さんが殺人罪で現行犯逮捕された。医者も嘘をついていて、彼も殺人罪と虚偽罪、公務執行妨害で現行犯逮捕だ。
「カ、カレン…どうして、どうしておいていったんだー」
「悲しいのはわかるけど、黙りなさい。ここは葬儀場なのよ。」
みなさん、ここまでお疲れ様でした!! これで、すっごく長かったカレンと竹鬼の過去編は終了です! お付き合い感謝いたします!! リハビリが終わったら突然の別れ…こうしてカレンと竹鬼は離れ離れになってしまうのですね。そして…花の国で、再会…と。
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