第五十一章+第五十二章 Takeoni's Existence+Rice, Money, And Rice
努力 未来 A Beautiful Star 努力 未来 A Beautiful Star ランドリー今日はガラ空きでLuckyDay 油汚れもこれでバイバイ。誰だ。誰だ。頭の中。呼びかける声は。
〜第五十一章 竹鬼の存在〜
竹鬼が家に来なくなってから五ヶ月が過ぎた。外はすっかり雪景色だ。
ボクは今日もお祖父様と組み手をしていた。
「はあぁぁああああああっ!!」
「ぎゃっ!!」
八十二回目…ボクは畳に体を打ち付けた。
「もう止めだ。お前は五ヶ月前から全く成長しておらん。」
お祖父様はそう言うと道場を出ていった。
ー修行が…修行が足りない…もっと修行を…
ボクはいくつもの技を誰もいない空間にはなった。それは虚しく宙をまう。
ーくっ…どうしたら…もうめんどくさい…何もかも諦めたい…
「カレンッ!」
ー竹鬼っ?!
竹鬼の声が聞こえたかと思うと、家の外に雪にまみれて立っている竹鬼がいた。
〜第五十二章 こめ金こめ〜
「た、竹鬼、何してるの?!そんな薄着で…」
「寝てるふりして窓から飛び降りて来たんや。気づかれるのも時間の問題やろうけどな…ちゅーかお前こそ何してるんや!もう夜中やで?!こんな時間まで修行しとるんか?!」
「…そうだよ。竹鬼。早く帰ってくれる。ボクはまだ修行しなきゃ…」
「カレンっ!!」
竹鬼は縁側に上がると暖簾を押し上げて道場へ入ってきた。床に雪の雫が垂れる。
「カレン、無理せんでええんや。自分はもう十分強い。お祖父様にはまだ勝てなくてええ。時間をかけて勝つんや。」
「でもっ…」
ボクは反論しようとしたが、竹鬼はボクの口を塞いで続けた。
「しっかり準備して、完膚なきまでに叩きのめしてやろうや!二人でな!!」
「二人で…」
ボクは竹鬼の鋭くて月の様に黄色い瞳を見つめた。
「竹鬼、ボク…」
「竹鬼っ!!」
鋭い声が響いたかと思うと、外に風梅さんが立っていた。
「お、お母様!」
竹鬼がまずいっと言うふうに顔をしかめた。風梅さんも体は雪にまみれている。竹鬼が逃げ出したのを見つけて急いで来たのだろう。
「竹鬼ッ!!いい加減にせんかっ!!はよう帰るよ!!」
風梅さんは家の中が雪で濡れるのを気にしているのか、中に入っては来ようとしない。
「いやや!絶対帰らん!!」
竹鬼は風梅さんに向かって首を振った。
「竹鬼っ!!いい加減に…」
「早く来なっせ、竹鬼。」
風梅さんの後ろから男の人の声が聞こえたかと思うと、ボクのお祖母さんのお兄さんで風梅さんのお父さん、海香さんが杖をついて現れた。
「と、父ちゃんっ?!」
Kick Back, めっちゃいいよね。あっっははははは。あ、次のお話はヤバいやつです。結構頻度高くなります。




