第四十一章+第四十二章 Together+Heifer : Midori
投稿遅れましたー実は私、フロリダに旅行していまして。へへっ。
〜第四十一章 二人で〜
「…」
ー…竹鬼くん、カレンさん、何を話してるのかな…
二人の顔に赤みが差している様に見えるが、気のせいかもしれない。
「赤の少女よ。早速出向きたいところがあるのだが。」
ストロベリー王子様が私に声をかけた。
「あ、っ、はい、今、その…」
緊張してタジタジになってしまう。ごめんなさいぃ…
「あ、ヘーイもみじぃぃぃぃいい!!ちょーーーっとごめんなさいねぇ、おーじぃ?」
ミドリがおどけた様子で私とストロベリー王子様の間に入ってきた。
「あぁ、そうだ、馬車での旅はどうだったかな、緑の少女よ。」
王子様が戸惑いながらミドリに挨拶をなさった。
…また、助けてもらっちゃった…
「とても居心地がよろしかったでございます!」
ミドリが王子様に応えた。
「…ミドリ…敬語が少し変だよ…」
私はミドリに声をかけた。
「え?ホント?んー…まぁいいじゃん!私、礼儀作法の成績はほぼ諦めてるんだ!」
えっ潔い…
「で、でも、儀作法は魔法戦闘員には欠かせないスキルじゃない?…他の国にも遠征したりするし…」
「まぁね。でも、そこらへんはもみじに任せるよ!私達二人で、絶対に魔法戦闘員になろうね!!」
ーミドリ…(色んな意味を込めて)
「うん。ミドリ。私達二人で。」
私はミドリに微笑んだ。
〜第四十一章 小娘:ミドリ〜
「お前…そんなに食ったらこの後の試合に支障が出るぞ…?」
俺は横でまるでリスかなにかの様に食い物を頬張る小…いや、ミドリに言った。
「えー…大丈夫でしょ。私、こう見えて大食いだけど太りにくい体質だから。…まってあれ美味しそう!おじさん、わたあめちょうだい!」
ミドリは俺の忠告を無視してまた綿あめを出店の親父に注文した。
「チッ…」
アイツはもっとおとなしいのによ…まだあっちの赤髪の方がマシだった…
俺は少し離れたところで食物には目もくれず苺野郎と服の生地を見ている赤髪を見てため息をついた。
「...まーた もみじ見てぇ。もみじは菊夜なんかには渡さないからね!……ほら、これあげる。」
ミドリは急に静かになったかと思うと、俺に綿あめを差し出してきた。
「まぁ、これは私の身勝手…みたいなところもあるかもだから、菊夜にもね、ちょっとは…感謝…?みたいな…?」
「…お前…」
「…待ってあれ何?!もしかして風の国の名物、*たこ焼き*じゃない?!絶対食べなきゃ!!」
ミドリはそう言うとそのまま走り去った。
「…」
俺はその後ろ姿を少し見つめた後、綿あめに口をつけた。
新年あけおめです。




