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The Young Magic Fighters  作者: 神崎きのこ+山田後輩アロマ(マッチョ先生)+白鳥Sora+菊の花サラ(ヘボ弟子)
開幕
2/75

第三章+第四章 Momiji's Note+Start

言いたいことは特には。後書きに登場キャラ達の情報載せてます。

〜第三章 もみじのノート〜

「あのぉ?…もみじ…?私と一次試験、組んで出てくれない?」

「いっ…いっ…いいっ…よ?」


「そうだよねぇ。だめだよねぇ。でも私どうしても試験に受かり…え?」

「あっ、あのっ…ミドリさんっ、だったら…」


 「ええええええええ?!えっ!でも、もみじ、みんなと組むの断ったんでしょ?!」

 

「はは…?」

 もみじははにかみながら笑いながら机からノートを取り出した。楓やイチョウが描かれた綺麗なデザインだ。もみじはノートを開いて私に見せた。そこにはとても綺麗な字で、こう書いてあった。

 

 『ミドリさん、貴女の礼儀作法学の成績はお世辞にも良いとは言えないですが、魔法実技の成績は素晴らしいです。私はどうしても魔法戦闘員になりたいんです。だから絶対に受かれるようにって、昨日先生の話を聞いた時から決めていたんです。』


  ーす、すごい…なんか…すごい…けどなんか複雑…


「え、えっと、頑張ろうね!じゃあ、またテストの時に!」

 私はもみじの元を離れると自分の席に着いた。



〜第四章 スタート〜

「それでは。試験を始めるザマス。」

 ミス・クリサンタマムが第一試験の始まりを告げると、王族役の校長先生、教頭先生が前に出てきた。

「順番はどうでも構わないわ。さぁ。誰が最初?」

 教頭先生、ミス・ジプソフィリアが私達に問いかけた。


「行く?」

 私は隣に立つもみじを見た。

もみじはこっちを見ると首を振った。…まだってことかな?



 私達が黙っていると、カレンが手を挙げた。カレンはメガネをかけていて、銀色の長髪が特徴的な賢いクラスメートだ。

「カレン・ペドル。前へ。パートナーはいる?」

「はい。この、竹鬼(たけおに)盤風(ばんぶう)と組みます。」

 カレンはいたずら好きのクラスメート、竹鬼を隣に呼んだ。


  ー竹鬼とカレン…?普段一緒にいるとこなんてあんまり見ないけど…


「よろしゅうお願いしまーす。」

 竹鬼はどんな先生相手にも尻込みしないのでみんなからは“勇者(ヒーロー)”と呼ばれている。


「最初の挨拶。減点でザマス。」

 ミス・クリサンタマムが手に持っていた審査用紙に何かを記入した。

「えっ?!マジ?!す、すんません!今の無しで!!」

 竹鬼が慌てて頼むがミス・クリサンタマムは聞く耳を持たない。


「あーあ。キミのせいで減点されちゃったじゃない。」

「ほ、ほんま悪い。堪忍な。これから取り戻すさかい。」

「ふっ。期待してる。」

 そう言ってカレンは必死に謝っている竹鬼を見てニヤッと笑った。


   ー竹鬼とカレン、意外と仲良いんだな…でもなんで成績優秀者のカレンがそこまで成績良いわけじゃない竹鬼と一緒に…?

  

  そんな疑問を持ちながら私は竹鬼とカレンの試験が始まるのを待った。


今のところ出てきているキャラたちの特徴 

 ーミドリ 緑色の髪と瞳。ミディアムの髪を一つ結びにしている。スカート丈は短い。可愛い顔。得意魔術は天空魔法。

 ーもみじ 赤色の髪と瞳。長い髪を下ろしている。前髪で顔はよく見えない。スカート丈は意外に短い。得意魔法は火炎魔法。

 ーリリィ 黄色と黒の髪。肩下まである髪を両サイドで三つ編みにし、ドーナッツみたいにしている。桃喰会長みたいな。分かるかな?瞳の色は濃いめの黄色。左目元に黒子あり。大人っぽい。得意魔法は芸術魔法。

 ーカレン 銀色の髪と青色の瞳。髪は長く真っ直ぐ一つに結っている。かなりの美形。青いフレームの眼鏡を着用。スカート丈は長い。一人称はボクで左手に包帯巻いてる。(お察し…)

 ー竹鬼  薄茶色の短髪と薄い黄色のツリ目。いつもニコニコ楽しそう。二つ名『勇者』。

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