第一章+第二章 Midori+Test
このイカれたお話は、3人(?)か四人(?)の少女たちによって共同制作されたものです。お互いにインスピレーションをもらいながら、一人一人、個性を持って、書いています。ここに名前を参照します。
神崎きのこ:能力値高いのに無駄にしすぎ 山田後輩アロマ:一番イカれてる 白鳥Sora:たまにいる 菊の花サラ:原作者。実際に書いたことは一度もない
この変な3人(?)四人(?)によって生み出された作品は、真面目なのか、イカれているのか。それは、全て読んでみないと分かりません。一日三章以上の投稿を目指してます。よろしくお願いします。
〜第一章 ミドリ〜
私はミドリ!ブルーム魔法学校に通う13歳!今日は王様が火の国への対抗戦力として新世代の魔法戦闘員を選ぶため、国一番の魔法学校、すなわち私たちの学校で、その選抜試験が開始される日!私は自分の魔法には結構自信があるし、選ばれたいなぁ…
私のお父さんも昔はお城で魔法戦闘員としてはたらいてたの。すごく強かったらしくて、今でも国の人たちに尊敬されてるんだ!
スゥゥゥゥゥ!
「絶対、お父さんみたいになるぞぉぉぉぉぉ!」
私は大きな声でそう叫ぶと学校の門をくぐり抜けた。
〜第二章 テスト〜
「えっ?!テスト?!」
「当然でしょ。魔法戦闘員になるってことはお城に行くってことなんだから。つ、ま、り、王様にもたくさん会うことになるし、他の王族にだって。礼儀がなかったらヤバいでしょ。」
私は教室に着いた途端、とんでもない事実を突きつけられた。魔法戦闘員選抜試験の前にもう一つ試験があるということだ。それは私の一番苦手な授業、礼儀作法のテスト…礼儀作法学教師のミス・クリサンタマムは学校一厳しいことで有名だ。
「無理でしょ…私すごい成績悪いよ…?」
「あはは!第一試験に落ちると本試験に参加させてもらえなくなるんだって!笑える!!アンタ絶対落ちるじゃん。」
「私の夢がぁ…」
「しょうがないなぁ。昨日の先生の話ちゃんと聞いてなかったミドリチャンに良いこと教えてあげるよ。この試験はね、魔法が上手いのに第一試験に落ちるバカ、要するにアンタみたいなのね。が、多いだろうからって二人一組で受けることが許されてるんだよ。」
「ほんと?!やったあ! 教えてくれてありがとう!リリィ!」
「たださ、アンタと違って他のヤツらはちゃんと話を聞いてたから、昨日の内にチームを作っちゃってんだよ。あと礼儀作法学の成績が良いので余ってるのは…」
リリィはそう言いながら教室の隅っこを指差した。そこには長くて赤い髪の毛の女の子が座っている。
「クラスのほとんどがアイツに話しかけたんだけど断られたってさ。」
「もみじ?あの子全然話さないもんね。無理だよ!確かに成績も良いし受かるだろうけどあの子と組むのは!ねぇ、お願いリリィ!私と組んで!」
「無理。」
「ええ?!なんで?!」
「アタシももう組む相手決めちゃってるから。ほら、アレ。」
リリィが指差したのはクラスのアイドル、菊夜を囲む男子の一人だ。名前はよく覚えてない。咲五郎とか咲次郎とかそこら辺だった気がする。
「あの子、成績良いんだっけ?」
「まあね。宿屋の息子だとかなんとか…」
「くううう!どうしよ〜!!このままじゃ本試験に出られなくなるよぉ!!」
「だからもみじと組めばって言ってるじゃん。」
「無理無理!!」
「じゃあアンタの夢はここで終わりだね。」
「むむむ…分かったよ!話しかけて来る…」
私は『これもお父さんみたいになるため!』っと重い足を動かした。
原作:菊の花サラ
制作:神崎きのこ 山田後輩アロマ 白鳥Sora
最初の方は真面目に書いてますね。でも、中盤の方からイカれだす…山田後輩アロマの手によって…