表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/52

12 第1話:参加してほしい人リスト

 【stream社本部】


 配信しながら一週間を過ごしたが、未だにネオが戻ってくる気配はない。

 

目の前に座っている羽山が深刻そうな顔でつぶやく。


「……本格的に一ヶ月後のAR大会について考えなければならない時期かもしれないな」


「そうですね」


「田辺さんにはそろそろ他のメンバーに声をかけて回って欲しい。こちらがまだ参加表明していないうちで参加して貰いたいストリーマーさんたちをピックアップしたものだ」


 羽山がそう言ってメンバーの名前が書かれた一覧表を見せてきた。



【AR大会参加要請リスト】


エンターテイナー部門

・るぅ[るぅせんエブリデイ]

・せんや[るぅせんエブリデイ]

・マディオス[マディオスちゃんねる!]


ゲーマー部門

HERO(ヒロ)[REMIX GAN]

Rain(レイン)[REMIX GAN]

UMA(ユーマ)[REMIX GAN]

GEN(ゲン)[コレクター]


アイドル部門

春咲桃(はるさきもも)桜浜(さくらはま)46]


アーティスト部門

・よるねこ[KAGAM I(カガミ)

・ライト[KAGAM I(カガミ)

eNM@(エンマ)eNM@(エンマ)



「この中でも最優先なのが『よるねこ』だ。うちのアーティスト部門で最も知名度の高い人物だ。彼を参加させることができれば、今回のAR大会も注目度が上がる」


『よるねこ』という名のアーティストのプロフィールに目を落とす。

 性別男、顔立ちは中性的で銀髪だ。男のくせに新とはまた違う可愛らしさがある。なんというか儚げだ。


「『男性とは思えないほどの高音が特徴的で、多くの女性ファンを魅了する』なるほど、彼以外には声をかけなくても大丈夫なのですか?」


「問題ない。彼のチームメンバーのライトさんは『よるねこが行くなら俺も行く』というようなタイプだ。よるねこさんさえ参加させることができればよい」


 もう一度プロフィールに目を落とす。

 よるねこの所属はアーティスト部門の『KAGAMI(カガミ)』となっている。


 stream社に所属しているストリーマーたちは大きく四つに分けることができる。



 プロゲーマーと渡り合うぐらいのゲームの腕前が求められ、ゲーム実況などの配信活動をしながら大会などに出場するゲーマー部門。


 企画や日常、検証などを配信を通じて視聴者に「楽しさ」を届けるエンターテイナー部門。


 ライブなどを行い、歌って踊るアイドル部門。


 作曲家や歌手などが集まるアーティスト部門の四つだ。


 さらにここから部門ごとに4、5人のチームに分けることができる。ちなみにネオはゲーマー部門の『トッププレイ』というチームに所属している。


 KAGAM Iは所属メンバーがライトとよるねこの2人しかいないようだ。


「2人だけのチームなんて珍しいですね。単独で活動している人ならアーティストには結構居るらしいですが、2人で活動しているというのはあまり聞いたことがないです」


「たしかにその通りだな」


 羽山がサイバー都市のマップを転送してきた。

よるねこさんが普段使っているスタジオにマーキングしてある。


「田辺さんは今からここへ向かってほしい。よるねこさんは今日ここで収録を行う予定だ。その合間を縫って時間を作ってもらった」


「了解です」


 俺は以前よりも少し前向きな気持ちで答えた。


このリストにいる人たちは多分いつか登場します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ