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魔帝の頼み

俺はイヴとサラと広間を歩いていた。


「ねぇ、ミロくん」

「ん?どうしたミリア?」

「エリカとエリザベス見てない?」

「見てないけど。どうしてだ?」

「いや、見当たらないから。まぁどこかに居るとは思うんだけど」

「じゃあ見つけたら教えるよ」

「分かった。お願いね」

「おう」


「ミロク様」

広間でセリナ達と集まって話していると宰相が話しかけてきた。

「はい」

「魔帝様がまた明日詳しく話したい、今日はもう帰っても良いとの事です」

「分かりました。じゃあみんな宿に戻ろうか」

『うん』

「じゃあまた明日来ます」

「分かりました。時間は自由で良いとの事です」

「分かりました」

「それとイヴ様もミロク様と一緒にいるようにだそうです」

「え?」

「まだ魔人が狙っているかもしれずミロク様といるのが安全だろうと」

「分かりました。行きましょうミロクさん」

「ああ」



みんなと宿に戻った後疲れたのかみんなすぐに寝てしまった。

イヴも婚約者だからと俺達と一緒の布団で寝た。



次の日俺達は城の魔帝の部屋にいる。


「昨日1日考えて、私は人族との同盟を結ぶことに決めた。丁度近いうちに7カ国国際会議があるからそこで提案する」

「そうですか、それは良かったです」

「そこで君達には私達と共に7カ国国際会議に出席して欲しいんだ」

『え?』

「君達が私達にこれを提案してきた。そこで君達には私達魔族と人族の仲介をして欲しい」

「良いですけど。みんなも良いよね?」

「私達は良いよ」

「という事なので大丈夫ですよ」

「ならよろしく頼む」

「それでいつあるんですか?」

「3週間後に『ギルド連盟都市ヴァルハラ』で行われる」

「ギルド連盟都市?」

「そうだ。冒険者ギルド、商業ギルド、魔導ギルドなどのギルドの本部が集まり、そこに都市が作られどこの国にも属さない完全に中立の都市だ」

「なるほど、だからそこで集まるんですね」

「そういう事だ。2週間後にはこの国を出発するからそれまでに準備をしておいてくれ」

「分かりました」

「今日はもう帰っても良いぞ」

「じゃあ失礼します」




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