魔国の王族
「では皆様方こちらでお待ちください」
「分かりました」
そう兵士の人にカイト先生は返した。
俺たちは今この魔国の王城にいる。
兵士の人に案内され謁見の間の隣の部屋に入れられ、呼ばれるのを待っている。
「準備が整いましたので付いてきてください。それで流石にこんなに大人数だと厳しいので10人までにしてくださいとの事です」
「分かりました」
そして謁見の間に行くのは俺とカイト先生、父さん、ライアン、コフノ、ルイン、アダム、ナシラ、エリザベス、エリカが行く事になった。
「この度は我々エルドール王国王都立学園の修学旅行を受け入れてくれてありがとうございます」
「気にするな、そこにいるアダムの頼みだからな」
「ありがとうございます魔帝様・・・」
「気にするな。それでギルドに護衛を付けろと頼んでいたが会ったか?」
「はい、こちらの者です」
「ん?この子供がか?」
「はい、これでもSSランクで同じ人族でとても良い護衛を付けてくれたと皆感謝しています」
「そうか、そうか、それは良かった。ではこれで謁見は終了する」
「魔帝様改めてこの度はありがとうございます」
「ここは公の場ではない、もっと柔らかい話し方で良いぞ」
「ですが」
「まぁ、私はあまり気にしないという事を言いたかっただけだ、話しやすいように話すが良い。のう、アダム?」
「そうですね、あなたはそんな事を気にも止めませんから」
「ははは、よく分かってるじゃないか、流石は私の息子だ」
『え?息子!』
「そうだ、アダムから聞いていなかったのか?」
「聞いていません」
「そうか、何も隠す必要はないと思うがな」
「いえ、そんなつもりは。ただ言う機会と意味がなかったので」
「そうか、まぁいいが」
それから魔帝と五分ほど話していると一人の兵士が慌てた様子で入ってきた。
「ほ、報告します」
「入る時はノックをせんか!」
「すいません、ですが一大事なので」
「なんだ?」
「それが、王女様が行方知れずになりました」
「なに!くそっ、イブの奴め。この国の兵士を総動員させて探せ!
すいません皆様今日はおかえりいただきたい」
「分かりました、なにやら大変なようですから」
「気にしないでください」
「はい、みんな行くぞ」




