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魔国のギルド

俺たちの前にはなんだか黒いオーラをまとった建物があった。

「ここがギルドか?」

「なんだか禍々しい気配がするんだけど」

「ちょっと怖いですね」

「なんだろう?」

「とりあえず入ってみようか」


ギィー

「これは、」

中には魔族の人が何十人も睨み合っていた。

「と、とりあえず受付に行こっか」

『うん』


受付には1人の魔族の女性がいた。

「いらっしゃいませ、あれ?人族の方ですか?」

「そうですよ」

「そうですか。それでどういったご用で?」

「なんだか装飾がされてる事が気になって聞きに来たんです。どうして装飾されてるんですか?」

「それは近々王位継承が行われるからですよ」

「王位継承?」

「はい、この国の王位が王女に継承されるんです」

「王位が王女に?王子はいないんですか?」

「いえ、王子もいます。ですが王女に継承されることになったんです。それが何故かは分かりません」

「そうなんですか」

「はい。それより1つ依頼を受けてくれませんか?」

「依頼?」

「はい、人族であるあなたにお願いしたいんです。他の魔族の方は受けてくれなくて、あんな風に「お前が受けろ」ってにらみあっているんですよ」

「それで外まで黒いオーラが」

「いえ、それは関係なくて、まぁいろいろあるんですよ」

「なるほど。それでどんな依頼なんですか?」

「人族の修学旅行生の護衛です」

「修学旅行生の護衛?」

「はい、あちらの国の護衛の方もいるんですがそれでもこちらの国も出さないわけにはいかずこうして依頼しているんです」

「そういうことですか。うーん、みんなどうする?」

「私たちはいいよ」

「私もいいわよ」

「みんな良いね。何人まで受けれますか?」

「人数制限はありませんよ」

「なら全員で受けます」

「ありがとうございます!明日の朝9時にこのギルドに来てください。時間厳守ですよ」

「分かりました」

「それで皆さんのギルドカードを貸してください」

「どうぞ」

「はい、確かに。え!こ、このランク本当ですか?」

「そうですよ」

「そうですか、こんなランク初めて見ましたよ。これで依頼は受けれました。他の依頼をお受けになる場合はまたここに来てくださいね」

「はい」



明日まさかの出会いをするなんて俺たちは思いもしなかった

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