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閑話 その頃のみんな

ミロク達がグラス王国を出て数日が経った。


エルドール王国


「国王!報告が」

「なんだ?」

「ミロク様、アイシア様の行方が分かりました」

「なに!どこだ!」

「それがグラス王国でして」

「グラス王国、エルフの国か。何故そんなところに?」

「理由までは分かりません。しかし何故かギルドカードを変えたりしていないのでこれからも居場所は分かるかと」

「そうか。(たまに抜けてるところがあるから忘れてるのかもな)」

「それでいかがいたしましょう?追っ手を出しますか?」

「いや、いい。きっといつか帰ってくるだろう」

「分かりました」

「それより全ての国に7カ国国際会議の開催を知らせ招集しろ。日付は1ヶ月後に『ギルド連盟都市 ヴァルハラ』で行う。では頼んだ」

「はっ!」



学園


「それではこれより魔国へ修学旅行へ向かう。くれぐれも問題などは起こさぬように。

それと今回は長い旅路になるため護衛としてアレックスさんが来てくれることになった」

「よろしくな、息子は行けなかったがその分楽しんでくれ」

「あの、ミロクくんはまだ」

「ああ、帰ってきていない。だがあいつはそう簡単には死なないからな」

「私たちもそう信じています」

「私もそう思います」

「可愛い女の子にこんな風に言われるなんてミロクは幸せだなぁ」

「じゃあ行くぞ、お前たち」

『はい』

ミロクの学友達がこの日エルドール王国を出発した。




???

「また1人この世の真実を見た者が現れた」

「殺しますか?」

「今はそんなものより私の娘達の夫になろうとする者の方が気がかりだ」

「え?」

「私の可愛い娘達を嫁にもらうだとそんなこと許すか」

「あ、あのー」

「いつか必ず天罰を下してやる」

「それは洒落にならない気が」



???

「また1人この世の真実を見た者が現れた」

「仲間に引き入れるか?」

「いや奴はいずれ私達の前に現れる、それが敵としてか同胞としてかは分からんがな」

「ならいっそ殺すか?」

「いや、ダメだ。奴が真実により近づいた時こちら側に誘う」

「分かった」



???

「7カ国国際会議が開催されるようです」

「なに?ならばその時が狙い目か」

「はい」

「では準備しておけ」

「はっ!」


「この世界は人間が居ないからこそ美しい。人間は世界には不要だ」

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