エルフの国
「やっと着いたー」
そう俺たちはやっと検問にたどり着いた
俺たちの前には誰も並んでいない、エルフは顔パスらしくすぐに俺たちの番になった。
「人間がなぜここに?」
「観光だ、これさっきもらったんだが」
そう言ってあのエルフの青年にもらった札を見せた。
「これは、確かに怪しいものではないようだな。身分証を見せてくれ」
そう言われ俺とアイシア、サラ、ミリアは冒険者カードを提示した。
「後ろの後ろの6人は持ってない。それとこの狼は俺の従魔だ」
「そうか。え!お、お前SSランクなのか」
「ん?そうだが」
「そ、そうか。まぁ通っていいぞ。」
「分かった。ありがとな」
「うわぁー、すごーい」
「きれい」
「大きな木」
そんな様々な感想が俺の周りから聞こえてくる
(確かにすごいなぁ)
「とりあえず泊まれるところ探すか」
「そうだね」
「ねぇねぇ、あそこって宿屋じゃない」
「ん?確かに」
俺たちの視線の先には一軒の宿屋?一本の木?のような建物があった
「すいませーん」
「いらっしゃい、おや、人間なんて珍しいね。それもこんなに大勢。泊まるのかい?」
「はい、まだ何泊するか決めてないんですけどとりあえず1週間分お願いします」
「分かったよ。何部屋にするかい?全員がいいなら大部屋があるけど」
「じゃあ大部屋で」
「おや、冗談で言ったつもりなんだけどただの冒険者仲間じゃないのかい?」
「いや、全員俺の婚約者です」
「おや、それはすまないねぇ。じゃあ少しまけて
大部屋1週間ご飯付きで金貨1枚だよ」
「分かりました。はい、金貨1枚」
「確かに。部屋は二階の奥だよ」
「分かりました」
「じゃあこれからどうしようか、どこかに行く?」
「宿屋の人に良いところがないか聞いてみない?」
「そうだね」
「すいません」
「ん?どうしたんだい?」
「どこかに観光に良い場所無いですか?」
「観光ねー、明後日からなら精霊祭があるから良かったんだけど」
「精霊祭?なんですかそれ?」
「精霊祭っていうのは全ての精霊に感謝を伝える祭よ。そして今年は精霊神様が顕現なさるという事で国中大騒ぎよ」
「そうなんですか(絶対俺のせいだよな)」
「そうだねー、とりあえずこの国のギルドに行きなよ、冒険者なんでしょ」
「ギルド?ここってギルドあるんですか?」
「当たり前だよここだって国なんだから。まぁでも人間はあんまり来ないわね。」
「なるほど。ならとりあえずギルドに行ってみます」
「そうしな」
「みんなもそれでいい?セリナ達のカードも作りたいし」
「私たちはいいわよ」
「じゃあ行って来ます」
「行ってらっしゃい。晩御飯は作っておくよ」
「ありがとうございます」




