さよなら教国
あの戦いの後何故か俺の周りに聖騎士がいるようになった。何で居るのか尋ねたがまだ教えられないとつっけんどんに言われた。だからまだ邪神の力を取りに行けてない。また今度転移して来ようかな。竜人の人たちは帰っていった。
「明日王国に帰るわけだけどセリナ達は異空間の中でいいんだな?」
「いいよ、中でクロエ達が来たら仲良くしてる」
「了解、イシスにご飯やっといてくれ」
そう言い俺は異空間を開けた
「じゃまた夜に来るよ」
「わかったわ」
「わかった」
「わかった」
そして3人は異空間に入っていった
「アイシアとサラ、ミリアはやり残した事ないか?」
「私はないよ」
「私も特に」
「私も」
「そっか、なら今日はゆっくりするか」
トントン
「はい、どうぞ」
「ミロク様教皇様がお呼びです、お一人でついて来てください」
「1人で?まぁいいですけど。ちょっと行ってくるよ」
「うん」
「いってらっしゃい」
「気をつけてね」
「じゃあいきましょう」
「はい」
俺はそれから教会に連れて行かれた
「こちらに教皇がいらっしゃいます」
「ありがとう」
トントン
「ミロク・フォン・ウロボロスです」
「入れ」
「失礼します」
ガチャ
「えっ!?」
俺が中に入ると沢山の聖騎士が俺に向かって剣を構えた。中にはあの戦いにいたものもいた、その者達は申し訳なさそうにした。
「どういうことですか?」
「見たままだ、貴様は神により異端者とされた、だから我々は貴様を殺す。おい!捕らえろ!」
「はっ!」
そして聖騎士達は俺を縛った。
俺はとりあえず従うことにした、その時に念のためステータスの制限を解いた。
「その者を広場へ」
俺は広場に連れて行かれ周りには沢山の人がいた。
「なんだ?」「何があるんだ」「教皇様もいるぞ」「あの子供は誰だ?」
「皆の者!聞け!この者はある一柱の神からの信託により異端者と判断したものだ!これよりこの者の処刑を行う!」
「あの子が異端者!」「あいつ昨日あの魔物と戦ってた奴だろ」「異端者なんて殺せ!」など様々な声が聞こえて来た。
(どうしようかな、多分逃げるのはできるけどそうなるとアイシア達がどうなるか…)
「ミーくん!」
「ミロクくん!」
「ミロくん!」
「3人とも来たんだ、俺は大丈夫だよ、すいません少し4人で話させてください」
「良いだろう、神は誰にでもお優しい方だからな。最後の慈悲だ」
「ありがとうございます」
これはミロクが部屋を出て少しした後の事
トントン
「あれ?また誰か来たね。どうぞ」
「大変です!ミロク様が処刑されるかもしれません!」
「「「えっ!」」」
「ど、どういう事?」
「実は先日教皇が神から信託を受けミロク様を異端者認定されてしまい、全教会で指名手配されてしまったんです」
「そんな、、今すぐそこに連れて行って」
「私達の事も連れて行って」
「お願いします!」
「わ、分かりました。ついて来てください」
広場から小さな個室に移された。
「3人とも、来てくれたんだ」
「「「当たり前でしょ!」」」
「そ、そっかごめん」
「いいよ」
「それよりこれからどうするの?」
「それだよな、俺は逃げれるけどそうすると3人がどうなるか、」
「なら私たちも連れて行って!」
「えっ!」
「いいでしょ、私はミーくんと離れたくない!」
「私も!」「私もよ」
「そうか、なら一緒に来てくれるか、今度いつ王国に帰れるかも、家族に会えるかもわからないけど」
「私はどこまでも付いて行くよ」
「私はいつまでも一緒にいるよ」
「私はどんな事があっても一緒」
「3人とも、ありがとう。じゃあいまここで転移でこの国を出て、その後はちょっと行きたいところがあるんだ」
「どこ?」
「エルフの国、"グラス王国"」
「あの景色が幻想的って言われてるところね」
「私も行ってみたかったからいいよ」
「じゃあ行こう!」
「「「うん」」」
この日教国から4人の人間が姿を消した。
そしてこれはこれから起こる全ての始まりになった。




