その頃の教会
戦いが始まりどれほどの時間が経っただろうか、教皇である私はやっと自分の物になった教国の教会で創造神様に祈りを捧げていた。
「創造神様、我らが教国を救ってくださいませ」
『お前達を創造神は助けない』
「だれだ!」
『我は神の1人であるロスト』
「ロスト?」
『そう、神々の歴史から消され人々にも知られぬ真の最高神だ』
「ああ、ロスト様我々を救ってくださいませ」
『それは己の利益の為かそれとも周りの人間の為か?我には嘘は分かる。真意を教えろ』
「それは、、私自身の為です。私が昔失った者達の為にもこの国を我が物にしなくては」
『はっはっは、気に入った。良いだろう真の敵を教えてやる』
「おお、神よ。我らに真実を」
『真の敵は"ミロク"と呼ばれている者だ』
「ミロク?何者ですか?」
『お主は一度会ったことがあるはずだ。聖女と一緒に来た男だ』
「あの邪悪な気配を持った伯爵か、たしかに怪しかったな」
『その通りだ。後は好きにするが良い』
「はっ、おい!全教会の司教に伝えろ!"ミロク"と呼ばれる者を異端者とし、見つけ次第殺すようにと」
「「はっ」」
ミロクは今はこの事を知るよしもなかった




