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転生した
やっと転生です
「んっ、ここ、どこだ。」
眩しい朝日に照らされて俺は目を覚ました。
「あぁ転生したのか、えぇっと、よし記憶が戻る前の記憶も残ってるな。」
俺のこの世界での名前は、
ミロク・フォン・カザドール。カザドール辺境伯家の次男だ。
俺の家族は父のアレックス・フォン・カザドール
母のアリア・フォン・カザドール、姉の、
シリカ。兄のオリバーの4人に俺を合わせた5人家族だ。
「ミロク様おはようございます。」
そう言って入ってきたのは専属メイドのセーニャだ。
「うん、おはよう。」
「えっ!? ミロク様お目覚めになられたのですか!」
「うん。どうして」
「だってもう10日も目を覚まさなかったのですよ」
あぁ、だから最近の記憶がなかったのか、やはり転生は結構負荷がかかるみたいだな
「そっか、でももう大丈夫だよ」
「良かったです」
「あっ、旦那様達にも伝えてきますね」
そう言って彼女は出て行った。
「よし今のうちにステータスを確認するか」
「ステータス!」