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ミリアの願い

サリアさんにミリアさんの事を聞いた夜

「シエラ、ミリアさんの側について護衛みたいなことできるか?」

「はい、できます。」

「ならやってくれるか」

「わかりました」

そう言いシエラは消えた。

「これで大丈夫なはずだ。ミリアさんには何もされないだろう、あとはどうやって助けるか」

トントン

「おいミロク、来週カリオストロ公爵家とダーウィン公爵家の結婚式に行ってくる。」

「っ!僕も連れて行ってもらえませんか!」

「お!どうした?」

「いえ、ただ連れて行ってもらいたくて」

「まぁそれはいいぞ、お前も貴族の当主だしな」

「ありがとうございます!」

「なら準備しておけよ」

「はい!」


「これで合法的に会えるな、あとは気持ちを聞いて決闘でもやるか」


結婚式当日

「綺麗だなミリア、母さんそっくりだ」

「今更父親づらしないで」

「そうだな」

(そうだ、もう遅いもう引き返せない。だがこれがミリアの為だ。母さんのようにならない為)

「それじゃあ後でまた来る」


トントン

「え?窓?」

「ミリアさん」

「ミロクくん!」

「来ちゃいました」

「ダメだよ来ちゃ。見つかったらどうするの」

「ミリアさんこそどうするんですか?このまま結婚するんですか?」

「そうよ」

「本当にいいんですね、もし嫌なら言ってください。僕は全力であなたを助けます」

「ダメだよそんなこと言っちゃ。そんなこと言われたら…私…期待しちゃう」

「していいですよ、絶対に助けます」

「ねぇ、ミログぐんわたしを助けて」

俺はその涙を見てこの人を必ず助けると改めて覚悟を決めた。

「はい、任せてください。そろそろお父さんが来ますね。また後で」

「ちょっと待って」

「えっ?」

「ちょっと近くに来て」

「いいですけどどうしたんですか」

「ちゅっ、私を助けてね王子さま」

「えっ!」

「ほら早く行かないと来ちゃう」

「あ、また後で」

「ふふ、待ってるから」


「まさかキスされるとは」

「ミロクそろそろ始まるぞ」

「はい、あっ1つ聞きたいんですけど僕が何か問題を起こしたら父さん達に何かありますか?」

「どうしたんだ突然?まぁいいが、俺たちには何もない。お前はもう当主だからな」

「そうですか、なら良かった」

「何か言ったか」

「いえ」


『新婦の入場です』

「綺麗だなミリアさん」


「私が夫になるカートだ、今日の夜私の部屋に来い」

「今は式の最中です、そのような事は今は」

「そうだな」

『それでは誓いのキスを』

「近くに来い」

「っ、」

「お前からしてこい、私はお前からしてもらえて初めてお前を信用できる」

「はい」

2人が近づきキスをしようとした時

「ちょーっと待ったー!」

俺は叫んだ


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