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初めての契約獣

俺はカシスと話しながらどんどんと森の奥へ進んで行っていた。


「はぁ、もうどのくらい歩いた?」

(もうかれこれ2時間以上歩いてるわね)

「そんなにか、流石に疲れてきたな」

(そう?私は全然)

「そうだろうな、ん?何か近づいてきてないか」

(確かに、これは!さっき言ってた神獣よ!)

「えっ!何でこっちに?」


「神様ーーーー!」ガシッ

その声が聞こえたと同時に何かが俺に抱き付いてきた

「な、なんだ?!」

「神様、神様やっと会えた!お願いママを助けて」

そう言うのは黒い犬?狼?だった。

「えっ!何で俺が神だって」

「だってお兄ちゃんから神気が出てるから」

「え?神気?」

(神気は神が使える魔力のようなもの、特異魔法を使うのにも必要ね)

(そうなのか)

「それでママを助けてって言うのは?」

「ママがこの森で休んでたら魔物が沢山来て魔王の命令だからってママを攻撃したの」

「それでお前のお母さんは?」

「何とか生きてるけど、血が沢山出てるの、だから神様ママを助けて!」

「分かった、取り敢えず連れて行ってくれ」

「ありがとう!こっちだよ」

「なぁ名前はなんて言うんだ?俺はミロクだ」

「僕はイシス。ダークフェンリルだよ」

「ダークフェンリル?」

「そう、フェンリルが進化したらなれる種族だよ」

「そうなのか」

「それより行こう。早く」


それから俺たちは30分近く走り続けた

「どれだけ遠くから来たんだ?」

「だって休んでたら神気を感じたから夢中で走ってたから」

「ここまで届いてたのか」

「うん、すごく強かったからね」

「そうか、どうやったら抑えられるんだ?魔力と同じでいいかな?」

「あっ、すごいいきなり消えちゃった!」

「成功だな」

「あっ、もうすぐつくよ」

「了解」

それからは一言も話さずに走った


10分ほどして広い空き地に着いた。

しかしそこは地面がえぐれ、焼けていた。

「ここにいるのか?」

「うん、戦った後そのままここで休んでたから。

ママー、あっ、あっちだ」

「ちょっ、待てよ」

そこには沢山の血を流し倒れた狼がいた

「ママ、起きてよ。ママ!」

「んっ、ああっ無事だったのね、良かった。

そっちの人は?」

「そうだ!ママこの人は神様だよ!神気を持ってたんだ。直ぐにママのことも治してくれるよ」

「神様?」

「ああ、だがこの傷は…」

(確かに治せるだろうが長くは生きられないだろう、まだ邪神の力が戻っていないから。くそっ」

「ねぇ、ママの事助けられるよね?ねぇ!」

「イシス、たしかにこの人なら私を助けられるだろうけど私は長くはもたないわ。血を流しすぎたのよ、それにもう意識も保てなさそうなの」

「そんな、ねぇ、神様は何でもできるんでしょ!

ねぇ!治してよ!」

「ごめんな、今の俺じゃ治せない。ごめん」

「そんな、、」

「ねぇそこの人、いや神?お願いがあります。

私の代わりにイシスを育ててくれませんか。

従魔にしてもいいので、だからこの子を守ってあげてください邪神様」

「えっ?何で俺のこと」

「頼みます、、」

そう言い残しダークフェンリルは倒れた。

「ママ!起きてよねぇ、僕まだ一緒に居たいよ。

ねぇママ!ママー!」

それから1時間ぐらいイシスは泣き続け、俺は自分の無力さが悔しかった。

(なんだよ神ってなんだよ。なんでもできるんじゃないのかよ)

(君はこの世界で唯一全能に全知になれる存在。でも最初から全てができるわけじゃない、これからも修行すればなんでもできる。悪いのは君じゃない。魔王だ、君が魔王を倒して皆を助ければいいんだ。だって君は全能になれるんだから)

(ありがとな)

「なぁイシス」

「なに?」

「俺と一緒に来るか?俺はお前を一生守ってみせる、お前のお母さんとの約束だから」

「いいの?」

「ああ、だがまずはお母さんを埋めてあげよう」

「うん、、」


「じゃあ俺と従魔契約してくれるか?」

「うん!これからよろしくね」

「もう大丈夫なのか?」

「うん、もう泣かない。ママに恥ずかしくないように生きるんだ」

「そうか、なら契約!」

そして俺とイシスの間に光の管ができ消えた

「これからよろしくなイシス」

「うん!よろしくミロク」


そしてイシスには一旦シエラやイリアもいる異空間に入ってもらった。


「はぁ、やっと帰って来れた」

そう、俺が帰ってきた時にはもう周りが暗くなっていた

「はぁ父さん達心配してるかなぁ?まぁ取り敢えずギルドに行くか」


「ミリアさーん」

「あっ!ミロクくん!やっと帰って来た、もう心配したんだから、直ぐそこの森に行くだけなのにこんなに遅くて」

なんだか涙目な気がするんだが

「実はねミリアってばさっきまでミロクくんが〜って泣いてたのよ」

「ちょっ、言わないでよ」


30分前

「まだ帰って来ないのかなミロクくん、直ぐそこなのに」

「もしかして死んじまったのかもな」

「そうかもな、それなら気が晴れるんだがな」

「そんな、、ミィロォグぐーん!死んじゃ嫌ー」

「えっ?!あのミリアさんが泣いちまってる」

「くそ、あの坊主め」


「はは、あっ、それでこれがエール草です」

「はい、たしかに、、ちょっ、何かの数。なんこあるの!」

「大体200個ぐらいですね」

「200!そんなに!うそっ」

「それで報酬は?」

「あっ、ちょっと待っててね」

「はい」


「これが報酬の金貨5枚です」

「そんなに!」

「はい、エール草はなかなか手に入らないですし特別依頼だったから」

「そっか、じゃあまた明日来るよ」

「はい、待ってるよ」

「うん、じゃあね」


この日は家に帰って帰りが遅いと色々言われ疲れて寝た。

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