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入学試験

俺は7歳になった。7歳になると多くの子供は学校に通う。俺もその1人だ。そして今日は兄達も通っている王都にある学校の入学試験だ。

「絶対合格してね、一緒に登校したいからね」

「もちろん合格するつもりだよ、姉さんに言われたら合格するしかないからね」

「うん、その意気よ。サラちゃんも頑張ってね」

そう今回学校にはサラも一緒に受験に行く。だから最近は一緒に勉強漬けの日々だった。

「ちゃんと合格してミロクくんのとのラブラブな学園生活にするのよ」

「は、、はい、」

「それじゃあ行ってきます」


王都にある家から20分くらいで学校に着いた。

「あれあの後ろ姿は?おーい、アイシア!」

「あっ、ミロクくん!」

「そっかアイシアも受けるんだ」

「うん、サラさんも頑張ろうね」

「うん!一緒に合格しよう」


俺たちが話していると周りから「あのアイシア様と話せるなんて何者だ?」などの声が聞こえてきた。


「こちらが受験票です。こちらに書いてある教室へ向かってください」

「「「分かりました」」」

「俺だけ違う教室だね」

「うん、また後でね」

「そうだね、また後で」

そう言い俺は2人と別れ教室へ向かった。

(席は1番後ろか)

「おいお前、なんでさっきアイシア様と親しげに話していたんだ」

「え?どちら様ですか?」

「俺の名前はライアン・フォン・マナサラ。

マナサラ侯爵家の次男だ。貴様は誰だ?」

「私はミロク・フォン・カザドール。カザドール辺境伯家の次男です」

「ふん、辺境伯のとこの次男か、ではもう一度聞く、何故貴様のような奴がアイシア様の隣にいた!彼女の隣は私のような者にこそふさわしいのだ!」

「それは彼女が決める事であって私達が決める事ではありませんよ。もう試験が始まるので失礼します」

「まて!きさm」

途中で無視して自分の席に向かった。席に着いたと同時に1人の大人が入ってきた。

「これより試験を始める!」

「試験内容は語学、算術、歴史の3教科だ。

不正は即出て行ってもらう!」


「では始め!」

その言葉を聞いて始めた。

20分後

3教科とも終わってしまった。

語学と歴史はよく本を読んでいたから簡単だったし、算術も前世の小学校レベル。一問だけ二次関数の問題があり懐かしいなと思ったがこれも簡単だった。

これならサラは大丈夫だな。アイシアも頑張ってくれるだろう。


ぼーっとしていると試験官に話しかけれた。

「おい、まだ試験時間だぞ。ぼーっとするな」

「もう終わりました。」

「なに?そうか見直しはしておけよ」

30分後

「終わり!」

「次は外で実技の試験だ」


「ではここで冒険者の人たちと戦ってもらう」

「よろしくー」

入ってきたのはチャラそうな男と筋骨隆々な男それにThe魔導師という格好をした男だった。

「この人達はAランク冒険者の方々だから胸を借りるつもりでいけ。魔法が使えるものは魔導師の元へ、それ以外は残りの2人の方へ行け」

そう言われ皆が移動を始めた。

(魔法にしようか、剣術にしようか悩むな)

「先生ー2つとも受けるのはいいんですか?」

1人の生徒が質問した。

「ああ、いいぞ、だが貰える点数は半分ずつで、合計は変わらないからな」

(両方受けて良いなら両方受けるか)

(魔法からやるか)


しばらくして順番が回ってきた。

「よろしくお願いします」

「よし、あそこの的に魔法を打って。あの的は、壊れないから出来るだけ強いのを打ってくれ」

「はい」

(ならファイヤーボールでいっか。強化し過ぎて白い炎になってミーファ先生に呆れられていたし大丈夫だろう)

「ファイヤーボール!」

ぼぉ! ドガーーーーン! ガシャーーン!


「はっ?おい!なんだあの魔法なんでファイヤーボールの色が白かったんだ!」

(うっ、聞かれるとめんどくさいな)

「聞かないでください」

「そ、そうかまぁ手の内は明かさないか。よし、お前は満点だ」

「あっ、剣術も受けるんで50点で」

「なに!剣術もできるのか!」

「はい、では失礼します」


剣術の場所に来た

「次はお前だな」

「そうだ、よろしく頼むぞ」

(ん?あれはさっき俺に絡んで来たライアンだったかな?)

「はぁっ、ふっ、ぜあっ」

「力はあるが技術がダメだ。訓練をサボっていたな。よし、終わり」

「はぁ、はぁ、ありがとうございます」

(ちゃんと礼は言えるんだな)

「次!」

(あっ、次は俺か)

「よろしくお願いします」

「ふむ、さっきの奴より礼を尽くしているな。

じゃあ俺に好きに打ち込んで来い、武器はそこから好きなのを選べ」

(流石に刀はないか、そう言えばあの刀まだ機会が無くて使ってなかったな、帰って使ってみるか。それより武器だな、ならこの片手剣でいいか)

「じゃあこの片手剣で」

「よし、来い!」

「はぁ」

「ぬぅ、すごい力だなそれに技術もある」

「はぁっ、ふっ、はぁっ」

俺の剣が試験官の剣を弾き飛ばした。

「くっ、俺が負けたか。よし、お前は満点にしてやる」

「ありがとうございます。あっ、魔法も受けたので50点でお願いします」

「魔法もできるのか!凄まじいな。将来が楽しみだ」

「ありがとうございます」

「試験が終わったものは帰っていい。結果は1週間後に発表する」

(じゃあ帰るか、アイシアとサラは何処にいるかな)


校門へ向かっていると声が聞こえてきた。

「ん?あれは」

そこではアイシアとサラが囲まれていた。

「アイシア様私が送ります」

「いえ、私が」

「そこの美しい獣人の方名前を教えてください」

「あの、私達人を待っているので」

「アイシア様そんな事言わずに私と」

「いや、私と」


(たしかに2人とも美人だし、アイシアは王女だしお近づきになっておきたいのか)


「あのやめてください」

「そんなこと言わずに」


(そろそろ助けてやるか)

「おーいアイシア、サラ帰るぞ」

「あっ、ミロクくん。待ち人が来たので失礼します」

「ねぇもっと早く助けてよ」

「ごめんね、次はもっと早く助けるよ」

「そう、なら良いよ」


「なんだあいつ」「なんであんな奴が」「あの人サラさんというのか」などの声が聞こえてきたが無視だ。


その後アイシアを送りサラと2人で家に帰った。





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