叙爵
今日は俺がアイシアを助けた事で男爵に叙爵される日だ。
朝早くから準備をして王城へと行こうとしている。
「ミロク買った剣は家に置いていけよ」
「どうしてですか?」
「先代の王が争いが嫌いでめでたい場にそのようなものを持ってくるなと言ったからだ」
「そうなんですね。わかりました」
俺はそう言いつつ全能のアイテムボックスの中に収納した。
「では、行ってくる、行くぞミロク」
「はい」
「気を付けてね」
「はい」
しばらく馬車に揺られていると王城に着いた。
そして体の長さを計られ新しい服を着せられた。
今は王城の一室にいる。周りには誰もいない一人きりだ。
「緊張してきたな」
「失礼します」
「は、はい」
部屋に1人の執事が入ってきた
「そんなに緊張なさらなくて大丈夫ですよ」
「いえ、流石に緊張しますよ」
「たしかにこの歳で叙爵というのは初めて聞きました」
「そうでしょ。あの謁見ってどうすればいいんですか」
「王に呼ばれましたら下にひいてあるカーペットを切れている部分まで進み、そこで膝をついて頭を下げてください。後はその場で指示されるでしょう」
「わ、わかりました」
「では謁見の間に行きましょう」
「はい」
「ミロク・フォン・カザドール前へ」
「はっ!」
「この間のお披露目会で王女様が暗殺者に狙われた」
それを聞いてお披露目会に来ていなかった貴族達は驚いていた。
「そこでこのカザドール家の次男が1人で4人の暗殺者を倒し王女様を守ってくれた」
それを聞き貴族は俺に視線を向けさらに驚いていた
「そこで褒賞を与える。王お願いします」
「うむ、ミロク・フォン・カザドールよ、この度の活躍見事であった。お主がいたお陰で私の娘も助かった
よってお主を男爵に叙する。また白金貨10枚を与える」
「お待ちください王よ!」
1人の貴族が前に出てきた。
「流石に5歳の子供に叙爵などあり得ません」
「何だ、サーザンド・フォン・マナサラそなたは私の決定に背くのか?」
「い、いえしかし叙爵はあまりにも」
「この者は次男もしかしたらこの国を出ることもある。このような才能を他国に渡すほどお人好しではない。わかったか」
「はい、、」
そんな事考えてたのか。
「それでミロクよ、受けてくれるな」
「は、はい承りました」
「これで謁見を終了する。ミロク殿は後で説明があるから王城に残っておくように」
「はっ!」
王城の一室に今はいる。
「やばい、その場の雰囲気で受けると言ったけど、教国に行けなくなったかもどうしよう」
(転移すればいいでしょ)
(あっ、そっかありがとカシス)
(別に良いわよ)
「失礼する」
そう言い王と宰相それに父さんが入ってきた。
「さてそなたは男爵になったわけだがまだ領地があるわけでもないから名前だけなわけだが何か要望はあるか?」
「あの、冒険者になりたいんですがそれは」
「ふむ、まぁやる分には良いがこの国から他国に籍を置くのはダメだ」
「分かりました、ありがとうございます」
「それでこれがさっき言った白金貨10枚だ」
「こんなに貰って良いんですか」
「よいよい、そなたに娘を助けてもらったんだこれくらい安い」
「ではありがたく頂きます」
「それではこれで話を終わる、解散。ミロクよお主はアイシアのところに行ってやってくれ」
「分かりました」
この後アイシアと楽しく話して王城から家に帰った




