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相棒との出会い

「はぁもう何軒目だよ。確かにこんな子供には武器は売ってくれないよな」

「確かに私たち5歳だもんねお金持ってない冷やかしと思われてるのかもね」

「確かにそうですね」

「はぁ、あとはあそこの店だけか」

目の前にある古びた武具屋に入った。

「すいませーん」

「ん?なんだ坊主、どうした?」

「少し武器を見せてもらいたくて、いいですか?」

「ああ、好きなように見ていきな」

「ありがとうございます」

「じゃあみよっか2人とも」

「「うん」」


(あんまりぱっとしたのがないなぁ)

(この店の奥にとんでもないのがあるわよ)

(とんでもないもの?それってどんな?)

(それが私でもよくわからないの、つまり神でもよくわからないって事)

(そんな武器があるのか!?)

(私も驚いたわよ!間違いなくランクは神器以上よ)

(欲しいな、聞いてみるか)


「すいません、ここに出ていない武器も見たいんですが」

「ほぉ、ここにあるのじゃ不満か?」

「あまり自分が納得するものがなくて」

「そうか、そうか。ははは!いやぁ、最近のやつは値段だけ見て買う奴が多くていかん。お前みたいな奴は久しぶりに見た。よしっ、奥にあるのも見せてやろう」

そう言っておくから何個かの武器を持ってきた。

「まぁさっきはああ言ったが表に出していない武器はあまりいい奴じゃないんだよな」

店主が何かを言っている間も俺は一振りの刀に釘付けになっていた。

「これは?」

「ああ、これか、これは昔から家にある奴だな。

どこからか回ってきたらしい。だがどう頑張っても鞘から抜けなくて売り物にもならなくなったんだ」

「これいくらですか?」

「ん?」

「これっていくらなんですか?」

「これを買いたいのか?」

「はい、これは自分が買わなければいけない気がして」

「そうか、ならこれが抜けたなら金はいらん!」

「えっ、いいんですか?」

「ああ、男に二言はない」


それを聞いて俺は刀を手に取り勢いよく抜いた。

中から出てきたのは真っ黒の刀身に一筋の白い線が入った黒刀だった。

「こ、これは」

「す、すごい」

「きれい」

「本当に抜きやがった!よしこれはお前が持っていけ、ついでにそこの嬢ちゃんたちも何か買っていきな流石にタダはダメだが安くしといてやる」

そう言われ2人はそれぞれ、アイシアがレイピア、サラが短剣を2本買った。

「ありがとうこざいます。また来ますね」

「おう、また来い。嬢ちゃん達も武器の手入れはうちに持ってきな格安でやってやる」

「わかりました」

「ありがとうこざいます」


この日俺は一振りの刀を手に入れた。

この出会いは世界を変える事になるがまだそれは神ですら知らない。

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