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褒美の内容

あの事件から3日が経った今日王城から褒美を与えると連絡があったので父さんとサラと馬車で向かっていた。

「何が貰えるんですかね?」

俺は気になり父さんに聞いてみた。

「それは分からんがきっといいものだぞ、きっとな」

(なんか含みのある言い方だな。)

(まぁあの褒美ならねぇ)

(えっ、カシス知ってるのか?)

(当たり前でしょ、私は全知よ。まぁ神に分からない事は分からないけど)

(それほぼほぼわかるじゃん、それより褒美ってなに?)

(それは直接聞きな)

(ちぇっ、分かったよ。楽しみにしてていいんだよね)

(それはしていいわよ)

(ならいいや、なにが貰えるんだろう?)


王城に着いた

「王に呼ばれて来た、入っていいか」

「はい、聞いております」


その頃王城の一室では、

「まさかあのアイシアからこんな頼みをされるとはな」

「いいではありませんかあなた、あの子が始めて自分からお願いして来たんだから」

「そうだな」


しばらく歩きあの王城の一室に着いた。

「失礼します」

「良いぞ」

この言葉を聞き中に入った。


「まずは礼を言おう。娘を守ってくれてありがとう」

そういうと王族の皆が頭を下げて礼を言ってきた。

「頭をあげてください!私もアイシアを助けられて良かったと思っているので」

「これは王族としてではなく1人の親として言う、ありがとう」

「わかりました、礼を受け入れます。なので頭をあげてください。それでアイシアはもう大丈夫なんですか?」

「それについては心配いらん、証拠も捕まえたし後は私が王としてアイシアを守る」

「そうですか、それは良かったです」

「それで褒美の内容だがこちらで勝手に決めてしまったが良いか?」

「はい、それはいいですけど」

「良かった。ではお主に与える褒美はアイシアとの結婚だ!まぁ今はまだ婚約だがな」

「は?、えっ、えぇー!け、結婚ですか?」

「そうだ、まさか私の娘では不満か?」

そう言い王が睨んでくる。

「そんな事はありません。アイシアは可愛いですし、ですがまだ5歳なので結婚と言われてもあまり実感が」

「だからまだ婚約と言っているだろ。それに王族と結婚すれば側室を持っても良いからな」

「えっ?王族と結婚しないとダメなのですか?」

「いや、王族と結婚しなくとも側室は持てるが制限があるのだ」

「そうなんですか」

「それにしても側室と聞いて勢いが変わったな誰か好きな者でもいるのか?」

「ま、まぁ」

「まぁいい、それで褒美は受け取ってくれるか」

「分かりました褒美は受けます、私もアイシアと結婚できるのは嬉しいので、ですがアイシアの気持ちを優先してください」

「あぁ、それについては心配いらん」

「この褒美はアイシアに頼まれた事だからな」

「えっ!」

思わずアイシアの方を見ると頰を赤らめ俯いていた。

つい可愛いなと思ってしまった。

「ふむ、結婚しても仲良くやれそうだ。

あぁそれとお主に爵位と金を与える」

「えっ、爵位ですか」

「あぁ、と言っても男爵だが。しかし頑張って伯爵以上になってもらわねば困る」

「なぜですか?」

「流石に王族の長女を下級貴族にはやれんだろう」

「た、確かに。分かりました伯爵になれるよう全力を尽くします」

「そうか、娘との結婚のためにそこまでやってもらえるのは嬉しいな。ではこれで話を終わる。

あと明後日王城に来い叙爵を行う」

「分かりました。ありがとうございます」

「良かったですね、ミロク様」

そういうサラの声には若干怒りが籠っている気がするが気のせいだろう。


その後はすぐに解散となった。


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