お披露目会での事件
父さんや王様達とは途中で別れ途中からは俺、アイシア、サラの3人で会場に向かっていた。
「この方向で合ってますかアイシア様?」
「うん、合ってるよ。それとわたしの事はアイシアでいい」
「いや、でも」
「アイシア」
「いや、「アイシア」、分かったよアイシア」
アイシアは嬉しそうに「それでいいのよ」と言っていた。
「よし、着いたから中に入ろうか」
「うん」
「分かりました」
中に入ると多くの子供とその親だろう人が沢山いた。
(よし、ここからは気配察知と魔力感知、生体感知を使いながら行こう)
俺は前のレベル上げでよく使っていた3つのスキルを使った。
(これでアイシアの事は守れるだろう)
(なぁカシス制限解除したがいいか?)
今の俺はステータスに制限をかけて全ステータス10000に固定している。
(10000も十分化け物じみた強さだからね)
呆れたように言われた。解せぬ、、
(分かったなら大丈夫か)
そこから適当な場所に移動したすると、
「そこにいらっしゃる美しい方々私たちとご一緒しませんか?」
どこから現れたのかナルシストのような子供が
アイシアとサラに話しかけてきた。
「おい、そこの男このメイドを私に寄越せ金はやる」
これには流石に腹が立ってきた。
「すいませんがサラはあげません。それに彼女は売り物ではないので金で解決しようとしないでください」
「なに!貴様私はローランド伯爵家の長男だぞ」
「私はカザドール辺境伯家の次男ミロクと申します」
「なっ!こ、これはこれは辺境伯様のご子息でしたか。この度は申し訳ありません」
そう言って頭を下げてきた。
「いいですよ、今回はなかった事にします。
もうこんな事がないように」
「はい、わかりました」
そう言って去っていった。
しばらくしてステージに王が立った。
それに合わせて皆が膝をついた。
「これより王からのお話です」
「皆頭をあげよ。今回はこれほどの人数が集まって嬉しく思う。
これからそなた達がこの国を支えていくのだこれからも素晴らしい成長を遂げる事を期待している。私の話は以上だ。みんな食事や話を楽しんでくれ」
そう言い王はステージを降りた。
「じゃあ何か食べようかアイシア、サラ」
「うん」
「はい」
そこからは食事をしながらアイシア、サラと話していた。
(ん、今誰かがこの会場に入ってきた?)
(うん、教国の人間がこの会場に入ってきた。
あそこにいる、あのウェイターの格好の人)
(分かったありがとう)
するとそのウェイターが近づいてきた。
「アイシア様こちらの飲み物をどうぞ」
「ありがとう」
そう言って飲もうとした飲み物を俺は奪い床に投げた。
皆がこちらに注目した。
「なぁ、毒入りの飲み物を飲ませようとするなんてどういうつもりだ?教国の暗殺者さんよぉ」
「なっ、貴様!」
すると男は激昂して俺にナイフを刺そうとしてきた。
俺はそれを半身で避け蹴っ飛ばした。
「がぁ、くっそ、」
そう言い男は気絶した。
それと同時に3人の男女が武器を持ち俺に向かってきた。それを俺は一撃で沈めアイシアに寄った。
「なっ、アイシア大丈夫だっただろ」
「うん、守ってくれてありがとう」
すると王が「兵を呼びそのもの達を捕らえよ」と命令を出していたからもう大丈夫だろう。
しばらくして王が俺たちに近づいてきた。
「ありがとうミロクくん娘を守ってくれて」
「いえ、とんでもありません。アイシアを守れて良かったです」
「ほぉ、”アイシア”か」
とニヤニヤしながら言ってきた。
「まぁ良い、後日褒美を与えるから王城へ来るように」
これで波乱に満ちたお披露目会は終わりを迎えた。




